シリアのゴラン高原というと1967年からイスラエルに占領されておりますので、生産国はイスラエル表記です。
特徴的なラベルに描かれているランプはこの地域で昔から使われているオリーブオイルが燃料のオイルランプだそうです。
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ワインデータ
ワイン名:Yarden Chardonnay
生産地:Israel
生産者:Golan Heights Winery (ゴラン・ハイツ・ワイナリー)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
スタイル:White Wine
ワイナリー
ゴランハイツ・ワイナリーは、1983年に4つのキブツと4つのモシャビム(協同組合)によって設立された、イスラエルを代表する高品質ワインの生産者です。
設立から今日に至るまで、このワイナリーはイスラエルのワイン界に足跡を残し、その影響力を拡大してきました。
このワイナリーの設立により、地元のワインマップが変わり、イスラエルの消費者の間でワインの品質に対する認識が形成されました。
ワイナリーでは、さまざまな品種とスタイルの4つのラベルを生産しています。
ヤルデン、ガムラ、ヘルモン、ゴランの4つのラベルを生産しています。
ワインカントリー – 私たちの創造の哲学
ゴラン・ハイツのワイン産地に関する知識を常に進化・拡大させることで、私たちのワイン生産者やワインメーカーは、さまざまなタイプやスタイルの高品質なワインを生み出す力を得ています。
私たちが作るワインはすべて、パズルの一部なのです。
私たちの地域の多様性はワインの世界ではまれであり、このパズルは特に複雑です。
知れば知るほど、ゴラン高原が優れたワイン生産地としての大きな可能性を秘めているという確信が深まっていきます。
ヘッドワインメーカーのヴィクター・シェーンフェルド「ワインは場所の感覚を伝えるものです。ワインはその土地の感覚を伝えるものです。ワインの味、香り、色から、その土地のテロワールを感じることができます。ワインはその土地の文化、言語、人々を表現します。」
私たちのビジョン
イスラエルの高品質なワイン文化をリードすることは、私たちにとってスローガンではなく、ワイナリーの私たち一人ひとりの目的であり、生き方でもあります。
それは、テロワールの研究に始まり、ワインの創造に続き、高品質なワインの消費者やワイン業界の専門家のために行う特別な活動を強調しています。
私たちは、ゴラン高原の特徴を表現した高品質なワインの生産に努めています。
ユニークな火山性土壌、冬の吹雪、夏の暑い日と寒い夜の長さ、風と太陽に恵まれたブドウ畑、そして素晴らしい経験と能力と創造性を備えたワイン生産者とワインメーカーのチームです。
ブドウ畑
現在、ワイナリーには約6,300平方m(630ha)のブドウ畑があります。
標高400mから1,200m近くまでの28の畑を約450のブロックに分けて、約20種類のブドウを植えています。
畑のブロックごとに地図やカタログを作成し、土壌の導電性や生育状況、ブドウの木の水分状態など、さまざまなパラメータを常に監視しています。
長年にわたって集められた知識から、ブロックの特性、能力、発達、健康状態を理解することができます。
この情報は、1年を通しての判断や収穫時の判断に欠かせません。
ブロックは別々に収穫され、そのワインは最終的なブレンドまで、それぞれのアイデンティティと独自性を維持するために、ステンレススチールタンクで別々に保管されます。
ワインメーカーは、この大量の小さなブロックの中から、該当するワインに最も適したブロックを選ぶことができます。
シングル・ヴィンヤード・ワインを造るという決定は、長年にわたってそれぞれのブドウ畑の独自性と可能性を観察し、研究してきた結果としてなされました。
シングル・ヴィンヤード・ワインは、ブドウの品質が非常に高く、ブドウ畑のテロワールがワインにはっきりと表現されている年にのみ生産されます。
このワインは
ガリラヤ地方はイスラエル最北の栽培地域であり、ワイン用ブドウの栽培に最適と考えられています。
この栽培地域の中で、ゴラン高原は最も気温が低く、ブドウの品質が最も高い地域です。
この火山高原のブドウ畑は海抜400mから1,200mまで成長しており、高いブドウ畑では冬には雪に見舞われます。
ゴラン高原ワイナリーは、ゴラン高原の中心部にあるカツリン市にあります。
テイスティング
深いゴールドの輝きがあり、少し高い粘稠度。
外観は澄んでおり、熟成した印象を受けます。
樽やバニラ、バターの香りが華やかに広がります。
パイナップルやグレープフルーツ、桃、白い花のアロマが複雑に絡み合い、トーストやハチミツのニュアンスが感じられます。
ドライでありながら、華やかな甘味と爽やかな酸がバランス良く調和しています。
ミネラル感があり、余韻はやや長めです。
非常にリッチで芳醇な味わいで、上質なブルゴーニュワインを思わせる素晴らしい一本。
飲んだ日:2016-02-13
飲んだ場所:しん家
価格:2,500円(当時)
インポーター:ミレジム