世界最古のワイン生産地ともいわれるジョージア。

自然派が結構多いのですが、このワインはそんな事も無く飲みやすい。

 

ワインデータ

ワイン名:Saperavi
生産地:Georgia > Kakhetia
生産者:Ch. Mukhrani (シャトー ・ムクラニ)
品種:Saperavi (サペラヴィ)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

16世紀に王家の領地として始まったシャトー・ムクラニは、その見事な公園と庭園で常に名を馳せてきた。
1876年からワインを生産しているこのシャトーは、現在、世界で最も古いワイン生産国であるグルジアで最も古いワイン園のひとつである。

エステートはコーカサス山脈とトリリエティ山脈の間に位置し、グルジアの首都トビリシからわずか35kmのところにある。
南コーカサスのこの地域は、ワイン発祥の地である。
考古学者が人類史上最古のワイン生産の証拠-8000年以上前-を発見したのもここである。
シャトー・ムクラニに関する最初の記述は、1512年に遡る。
1876年、イワン・ムクランバトーニがフランス旅行から戻り、ボルドーやシャンパーニュで見たブドウ栽培に感銘を受け、このドメーヌに初めてブドウの木が植えられた。
やがてソビエト時代にこのドメーヌは放棄され、2003年に復活するまでそのままであった。
今日、このエステートは、クヴェヴリで造られるワインなど、古くから伝わるグルジアのワイン造りの伝統と、2007年に建設された最新鋭のワイナリーにおける最高の現代技術を融合させている。
エステートでは、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなど、いくつかの国際的なブドウ品種を栽培しているが、ブドウ畑の大部分は、赤ワイン用のサペラヴィやアレクサンドロウリ、白ワイン用のルカツィテリやムツヴァネなど、グルジア固有のブドウが植えられている。これらはすべて、この地域の沖積土壌で生育し、長く暖かい夏を楽しむ品種である。

シャトー・ムクラニは、今日グルジアで最も古いワインの系譜のひとつを誇っており、歴史と自社畑、ワイナリー、シャトーを併せ持つ国内唯一のエステートである。
華麗な城だけでなく、このエステートはその公園と庭園でも常に有名である。
ムクラニとはグルジア語で「樫の木で飾られた」という意味で、その名にふさわしい環境だ。
素晴らしい19世紀の城、セラー、庭園、ブドウ畑は一般に公開されており、首都から簡単にアクセスできる。

このワインは

サペラヴィはグルジアの固有品種であり、世界で最も傑出した赤ワインのひとつとなる高貴な特徴をすべて備えている。
サペラヴィは、豊かなコクと偉大な果実味を持つ、リッチでヴァラエタル、フルーティなワインである。

個々のワインは最終的なスタイルにブレンドされるが、ブレンドの20%はフレンチ、アメリカン、コーカサスのオーク樽に入れられる。
十分に熟成した後、樽のワインはステンレス・スティールで80%のワインと混ぜ合わされる。その後、ワインは瓶詰めの準備をする。

赤身の肉、スパイスを使ったグリルや煮込み料理と相性が良い。
様々なスタイルの熟成したチーズとの相性も抜群。

テイスティング

深いルビー色が印象的です。
ベリーやチェリーの香りが調和して広がります。
ヴァニラやシナモンなどのスパイスやオリエンタルな香りも微かに感じられ、複雑さを増しています。
ブラックマルベリーやブラックベリー、チェリーの風味が舌の上に豊かに広がります。
果実味が豊富で、しっかりとした酸とタンニンがワイン全体の構造とバランスを保っています。
肉料理との相性が抜群。

飲んだ日:2016-02-13
飲んだ場所:しん家
価格:20ドル前後
インポーター:個人輸入

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