定年後に山梨でワイン作りを始めた方が醸造を外注しているワイン。

日本ワインは香りが物足りない中でも頑張っている方??

 

ワインデータ

ワイン名:moRouge
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:Vineyards Kikushima (ヴィンヤード・キクシマ)
品種:Yama Sauvignon (ヤマ・ソーヴィニヨン), Merlot (メルロ), Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

Vineyard Hishiyama Rock経営者・千田正三について。

60歳で東京都立高校の教員生活を終え、2015年からここ菱山でぶどう生活を送っています。

まったくの素人から始めた農夫生活ですが、地元ワイナリーの方々から多くの助けを得てぶどう畑を開墾し、ぶどうを育ててワインをつくっています。
ありがたいことに、わずかながら私が栽培したぶどうを地元のワイナリーに受け入れてもらい、委託醸造をしています。

この6年間で合計2千坪以上のぶどう畑を開墾しました。
多くは耕作放棄地で、農業を始めたばかりの老体の身には大変な作業でしたが、東京から友人や教え子が手伝いにきてくれました。
おいしいワインになるにはまだまだ成長途中のものもありますが、2021年現在、菱山近辺の複数の畑であわせて6品種のぶどうを育てています。

このワインは

ヤマソービニヨン(福島県産)、メルロー、カベルネソーヴィニヨン(山梨県産)。
2020 年は自社黒ぶどうの収量が大変少なく、福島から分けてもらったヤマソービニヨンを主体に自社畑のメルロー、CS をブレンドしました。
古樽熟成18ケ月。
しっかりとしたルビー色。
花の香りや樽のニュアンス、果実の柔らかな甘味とともに程よいタンニンも楽しめるかと思います。

テイスティング

少し深みのあるバーガンディ色で豊かな色合いが特徴。
土っぽい香りや甘いベリーの香りが鼻腔を満たし、マセラシオンカルボニックのようなキャンディ感が漂う。
自然派感のある野性味のある香りと共にアジアンスパイスや花の香りも感じられ、独特な風味が楽しめる。
がっしりとしたタンニンが存在感を示し、果実の豊かさとやや強めの酸味のバランスが取れた味わいを楽しめる。
タンニンの渋みが初めに感じられるが、その後に果実の甘みが口の中に広がり、バランスの良さを感じさせる。

飲んだ日:2024-01-27
飲んだ場所:オアシス
価格:2,500円

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