八幡山に美味しいつけ麺があると聞いて来訪。
お店には客が二人、店員が二人の拮抗状態で、私が店内に入ることでバランスが崩れ、律速段階にならないか心配しながら入店。
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メニュー
券売機には写真がなく、何を頼むか悩むところでしたが、つけ麺がメインなのだろうと大枚をはたいて特製を注文。
大盛は無料らしく、ここは大盛りに。
だから百貫デブと皆から言われるのですが、貧乏性は治りません。
特製つけ麺 大盛り980円
着丼までは長い。10分くらいでしょうか。
トッピングはチャーシュー2種。
低温調理の豚ロースと鶏肉。
豚の方は脂が少し過多か。冷えているので脂っこさは抑えられているが、お腹の中ではどうだろうか。
鶏肉はほどよいホロホロ感。塩気も少なく好印象。
麺は太ストレート麺で茹で上げに確かに時間がかかりそう。
器は水きりの網が張っていたりせず底上げなしで、大盛には合わない大きさでチャーシューははみ出そう。
麺は美味しい。
麺屋武蔵風といえば分かりやすいでしょうか。
モチモチと言うよりコシの強さを前面に感じます。
これで大盛無料はコストパフォーマンスの高さを感じる。
つけ汁は鰹節の節感が強く、そして甘酸っぱい味付け。
香りはトップから鰹の香りが節の食感と共に泳いできて、ミドルからは香りが消え甘酸っぱさが全体を包む。
初めは、チープさを感じましたが、これはこれでこなれてくると食べやすい。
最後にスープ割り。
これも鰹だしで割ったスープで足すのですが、割と悪くない。
甘酸っぱさがほどよくマイルドになり、飲みやすかった。
来店してくる客は初老の男女が多く、八幡山の客層を感じました。
八幡山のつけ麺、侮れぬ。
このお店は
麺屋 狢
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