老人は麺硬めにしておけば満足するわけではないことを思い知らされた成城の家系。
成城学園前に評判の家系ラーメンがあると聞き、来訪。
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15時閉店の1時間前にも関わらず客は多い
カウンター席10席中、8名は埋まっています。
学生が多く、店主とも仲良く挨拶していた地域密着の店。
店員は男性2人で来店と同時に「いらっさいませー」の声が元気。
メニュー
醤油豚骨ベースのラーメンしか置いておらず、おつまみもキャベチャーのみ。
ライスは無料。
壁紙の注意書きも元気の良さが溢れている。
家系ラーメンは家系風ラーメンのチェーン店が多くできるにつれて、そういえば行かなくなってしまったが、私の体は今はなき六角家でできていると言っても過言ではないくらい染み付いている。
ラーメン850円+味玉100円
いざ、着丼。
トッピングは海苔、ほうれん草、チャーシューにネギ。
スープを飲む。
豚骨のクリーミーさは非常に強い。
豚骨をよく煮込んでいる中で、乳化も上手にできており、口当たりはマイルド。
醤油は風味強めで豚骨のクリーミーさと相まって、家系の強い個性を感じさせます。
しかし、やはり塩分が過多。
飲み進めるにあたって胃が受け付けない事象が発生。
若ければ耐えれるのだろうが、もう古希の老人には厳しい。
海苔とほうれん草、ライスでなんとか凌ぐが食べ終わった後の苦しさはなかなか耐え難い。
家系でスープの香りを語るのは少々つらいが、オーソドックスにトップに豚骨のクリーミーさがきて、軽く臭みのない油分がミドルに来たかと思いきや、すぐに醤油の塩分がドカンとくる感じです。
切れ味がすごい。
麺は加水率高めのストレート太麺。
プリプリに近い、コシのある麺。
短めの麺だが、満足させる。
味玉100円のトッピングで2個も付いてきた。
老人なので1個でいいですが、これは若い方には嬉しいサービスでは。
ライスは無料だからか、少しパサパサ。
家系のライスはもう少しクオリティを上げて欲しいものです。
総じて、オーソドックスな家系ラーメン。
塩分以外は比較的マイルドでクセが少ない。
味薄め、脂少なめなら女性にも人気ありそう。
このお店は
武道家 龍