キリンが15年以上毎年発売しているとれたてホップ。
今年は昨年と違ってホップが優勢の味わい。
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ビアデータ
ビール名:ICHIBAN SHIBORI TORETATE HOP2021
生産地:日本
生産者:KIRIN BREWERY COMPANY
アルコール:5%
初期比重:
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:
価格:300円
インポーター:
ブリュワリー
1870年(明治3年)にノルウェー系アメリカ人ウィリアム・コープランドが、日本で初めて大衆向けにビールを醸造・販売した企業「スプリング・バレー・ブルワリー(コープランドビール)」を起源とする、日本のビール事業の草分け的企業である。
幾多の変遷を経て、1907年(明治40年)に三菱財閥傘下の日本国籍会社「麒麟麦酒」として新発足。
第二次世界大戦後は徐々に生産量を増やし、1954年(昭和29年)には、年間庫出量でトップシェアを獲得し、国内ビール企業の地位を確固たるものにする。
アサヒビールの「アサヒスーパードライ」の台頭までは、継続的に首位を守った。
2009年(平成21年)はアサヒビールがビール類(ビール・発泡酒・第三のビール)「販売数量」首位となっており、新商品の投入合戦で熾烈なシェア争奪戦を繰り広げているが、発泡酒と第三のビールでは、キリンがトップシェアを獲得していることもあって、2009年(平成21年)のビール類「出荷量」市場シェアは、キリンビールが37.7%とアサヒビールの37.5%をわずかながらも抑え9年ぶりに首位に返り咲いた。
ビールの商品構成は多品種で品揃えは業界一、2010年(平成22年)2月時点で定番ビール11銘柄(ライセンス品含む)を製造・発売している。
2007年(平成19年)7月1日、従来の事業持株会社の「麒麟麦酒(旧)」は「キリンホールディングス」と商号変更し、純粋持株会社となった。
ビールなどのアルコール飲料の製造・販売事業については、1998年(平成10年)に設立されグループの共通業務を担当し、純粋持株会社制の準備に当たってきた「旧・キリンホールディングス」を改称した事業子会社「麒麟麦酒(新)」に移管された。
2012年(平成24年)の到来とともに、さらなるグループ再編の一環として「製販分離」を実施。
本社に残っていた営業部門を分割し、これにグループでマーチャンダイズ事業を行っていた会社を統合させ、新会社として切り離した。
これを一時統合検討相手とされたサントリーグループに当てはめると、この会社が製造を担う「サントリー酒類(初代)」に、分離された新会社が販売を担う「サントリービア&スピリッツ」に、それぞれ相当する。
2013年(平成25年)に入ると、グループ会社のキリンビバレッジ株式会社・メルシャン株式会社とともに、国内綜合飲料事業会社として、キリングループオフィス株式会社から商号変更したキリン株式会社の傘下に移行した。
このビールは
キリンビール株式会社(社長 布施孝之)は、国内最大級のホップ産地であるビールの里・岩手県遠野市で今年収穫したばかりの生ホップを急速凍結して使用する「一番搾り とれたてホップ生ビール」を、11月2日(火)より期間限定で全国発売します。
※1 「キリン一番搾り生ビール」(缶)出荷実績(350ml換算)
今年で発売18年目を迎える「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、1-7月も前年比110%と大変好評いただいている「一番搾り」からの限定商品で、今年収穫のホップを収穫後24時間以内に凍結※2し、生ホップの香りの良さを閉じ込めた、今しか飲めない特別な「一番搾り」です。
※2 天候などにより、変動の可能性がある
ビールづくりにおいて、ホップは収穫後、品質を保つために乾燥させて使用するのが一般的ですが、当商品は収穫したばかりのみずみずしいホップを、当社の特許技術を用いて水分を含んだ生の状態で急速凍結させて使用しています。
生のまま凍結したホップは、青草や果実のような新鮮な香り成分がたくさん含まれており、フローラルな香りが際立ちます。世界でも例を見ないホップの使い方によって、とれたてのホップを使ったビールのおいしさを存分に楽しむことができます。
キリンビールは100年以上前からホップの国内試験栽培を開始し、日本産ホップの生産地と共に、ビールの魂であるホップにこだわり、ビールづくりを行ってきました。
現在、日本産ホップの約7割を当社が購入しています。当社は、日本産ホップの将来にわたる持続的生産体制の確立を通じて地域活性化を目指す遠野市と共に、地元の大切な資産であるホップの魅力を最大限に活用して未来のまちづくりに取り組む「ビールの里構想」を2007年からスタートしました。
「ホップの里からビールの里へ」を合言葉に、遠野市が新しいビール文化を醸成し、世界に発信していく未来を目指して、地域の皆さんと挑戦を続けています。
遠野産ホップをふんだんに使用した「一番搾り とれたてホップ生ビール」の発売を通じ、日本産ホップの魅力や可能性を伝えて地域活性化を目指すとともに、ビール市場を活性化していきます。
テイスティング
黄金色。
日本ビールらしいモルトとホップの香り。
ホップの香りが優勢か。
苦味少なく余韻は短い。