業務用金属樽での販売が基本である京都醸造。
コロナ禍でどの醸造所もやっているように瓶での販売も加速したようで、醸造所は大変ではあると思いますがファンは嬉しい限りなので買って応援。
強い苦みがありながらもすっきりとした日本ビールっぽさが特徴。
一意専心=わき目もふらず心を一つのことだけに注ぐこと
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ビアデータ
ビール名:ICHII SENSHIN
生産地:日本 京都府
生産者:KYOTO BREWING Co.
アルコール:6.5%
IBU(苦さ 平均15~20):54
モルト:Pilsner Malt, Maris Otter, Malted Wheat
ホップ:Chinook, Styrian Goldings, Willamette, Centennial,Warrior
タイプ:ベルジャンIPA
価格:700円(100mL)
インポーター:
ブリュワリー
3人の男が共にビールを飲みに行く。ウエールズ人、カナダ人、アメリカ人。-KBCはこのようなコメディ映画のワンシーンのような光景から始まる。
生い立ちが全く違う起業メンバー3人が出会ったのは、青森。
その後週末にはスノーボードに出かけたり、日本のビールを知るための調査(という名の飲み会)を重ねたりし、いつからか親友になっていた。
長時間に渡る調査の結果、日本の大手ビールには何かが足りないと3人は思った。
クリスがビール造りの勉強、そしてポールがMBAの勉強を始めた頃に醸造所を開くいうアイディアが本格化した。
もちろん、ベンもそんな二人と同じ思いを抱いたのは言うまでもない。
なぜ京都か。
それは、日本が世界に誇る職人技の歴史と伝統、特に質や味覚に対する強い拘りを持つ都市だからである。
また、伝統を尊びつつも多国籍料理や近代的なデザインといった、いわゆる非伝統的な要素も取り入れる懐の深さも併せ持つ。
7年以上京都に暮らすクリスは、京都ほど理想のビール造りに適した場所はないと確信していある。
彼らの様に多様な素材や技術を取り入れ、微妙なニュアンスの違いに気を配りながら、複雑かつ緻密なビール造りを目指す醸造所にとってはこの上ない場所なのである。
これが、KBCのビール職人クリスの「職人の拘り」である。
このビールは
クラフトビール業界は熱心な人で溢れている。
ブルワーはもちろんだけど、職種を問わずビールのために一生懸命(そして楽しく)働く人が多い。
よく考えたら、同様のことの言える業界はあまり思い当たらない。
「一意専心」はこの業界の精神をうまく表現していると思う。
このビールは京都醸造が最も尊敬する醸造大国のベルギーとアメリカの特徴をブレンドしたものだ。
アメリカのクラフトビールはホップの味わいと苦味でよく知られている。
ベルギービールの複雑な味わいはほとんど酵母からくる。
「一意専心」は華やかな柑橘系ホップ感とスパイシーな酵母感を組み合わせてドライで苦すぎないIPAに仕上がった。
名前の由来: 暗がりにゆれる炎、かすかな煙のにおい、爆ぜる音、白く燃え尽きた炭の奥に残る赤々とした熾火。そんなものを思い浮かべながらゆっくり味の変化を楽しんでもらえるビールです。
テイスティング
濁り黄金色。
オレンジ、チョコっぽい香り。
苦味はしっかり。
少し青々としたホップの香りと味わいになってくる。
西海岸IPAっぽい味わいだが、すっきり感がやはり日本製。
飲んでから商品の説明を読んだが、アメリカ・ビールの特徴も入っているという事に納得。