ファーイーストの意欲作で、ピーチ・ヘイズという毎年発売しているビールとは別に作成した模様。
そのチャレンジ精神、嫌いじゃない。
|
ビアデータ
ビール名:Momo Common
生産地:日本 山梨県
生産者:FAR YEAST BREWING
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):20
モルト:
ホップ:
タイプ:フルーツエール
価格:580円
ブリュワリー
ビールは数千年前から愛飲され、世界各地で文化に根ざして発展してきました。
ところが前世紀に起こった工業化は、ビール飲料を世界中に普及させることには成功したものの、その一方でビール自体に「黄色い炭酸飲料」という画一的でモノトーンな印象を与える事になってしまいました。
その結果ビールは、造り手の哲学や創意工夫によってではなく、一つの商品に投下されるプロモーション費用の大きさが重要となってくる大量生産品になり、ワインや日本酒と比べると多様性のないお酒に成り下がってしまいました。
1970年代からじわじわと起こった「クラフトビール」というムーブメントは、モノトーン化してしまったビールをもう一度大衆の手に取り戻し、多種多様なビールを楽しむための動きとも言えます。
当社は個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しています。
このビールは
日本発のオリジナリティ溢れるビールを世界中に発信しているクラフトビールメーカーFar Yeast Brewing 株式会社(本社:山梨県小菅村、代表取締役:山田司朗)は、⼭梨県⼭梨市の桃農家「ピーチ専科ヤマシタ」の桃を使った『Far Yeast Momo Common(ファーイースト モモコモン)』を2023年3月22日(水)から出荷開始いたします。
クラフトビールファンの間でも人気の高い桃ビール。
桃の生産量日本一を誇る山梨県に醸造所を構えるFar Yeast Brewingでは、山梨市の桃農家「ピーチ専科ヤマシタ」の桃を使った『Far Yeast Peach Haze』を夏のシーズナル定番として毎年リリースしています。
毎回即完売となる人気商品となっていますが、この度”桃らしさ”をさらに追求した新スタイルに挑戦。
桃の香りや甘さをよりシンプルに表現した『Far Yeast Momo Common』を限定で販売します。
『Far Yeast Momo Common』は、「ピーチ専科ヤマシタ」の桃ピューレをたっぷり500kg使用。
カリフォルニア・コモンスタイルを採用し、『Peach Haze』とは対照的なすっきりとした飲み口に仕上げました。
アメリカ西部で生まれたカリフォルニア・コモンは、通常低温で発酵するラガー酵母を、エール酵母並みの高い温度で発酵させて造るビールで、ラガービールらしいキレのよさとエールのような芳醇な香りと味わいを兼ね備えたスタイルです。
『Peach Haze』とは違い、ドライホップを施さないカリフォルニア・コモンらしいフルーティーかつモルト香に、ほのかな桃の甘い香りがバランスしたアロマ、ベースの苦味とキレに桃がすっきりとのったシンプルでドリンカブルなフレーバーは、暖かくなってきた春の陽気にもぴったりの仕上がり。
甲府盆地一面に広がる桃畑が満開の時を迎え、辺りをピンクに染め上げる山梨の春。
ウキウキと気分も弾むこの季節にあわせて特別に醸造したプロダクトです。
キュートでポップなラベルデザインは、山梨県甲府在住のイラストレーター神山奈緒子氏が手掛けています。
テイスティング
濁り黄金色。
粘稠度高い。
桃の香り。
味わいはかなりすっきりで、苦みは少なめ。
しかも苦味はすぐに引いて行く。