ファーイーストが作るすんごい自然派のビール。

正直苦手な部類。
スーパーコライダー…超衝突型加速器…

 

ビアデータ

ビール名:MANGO SUPERCOLLIDER
生産地:日本 山梨県
生産者:FAR YEAST BREWING
アルコール:6.5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:樽熟成ブロンドエール
価格:600円

ブリュワリー

ビールは数千年前から愛飲され、世界各地で文化に根ざして発展してきました。
ところが前世紀に起こった工業化は、ビール飲料を世界中に普及させることには成功したものの、その一方でビール自体に「黄色い炭酸飲料」という画一的でモノトーンな印象を与える事になってしまいました。
その結果ビールは、造り手の哲学や創意工夫によってではなく、一つの商品に投下されるプロモーション費用の大きさが重要となってくる大量生産品になり、ワインや日本酒と比べると多様性のないお酒に成り下がってしまいました。

1970年代からじわじわと起こった「クラフトビール」というムーブメントは、モノトーン化してしまったビールをもう一度大衆の手に取り戻し、多種多様なビールを楽しむための動きとも言えます。
当社は個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しています。

このビールは

『Off Trail』は、『馨和 KAGUA』『Far Yeast』の2ブランドに続く取り組みとして2019年11月に誕生した、クラフトビールの新たな可能性にチャレンジするブランドです。
「しっかりと舗装された道路」から一線を画し“Off Trail”=「舗装されていない道」を突き進むイメージから命名されました。
ビール酵母以外の微生物を活かすことによりリッチで複雑な香りを生成するために、ワインや日本酒、ウイスキーに使われた樽でビールを熟成させるバレルエイジイングの手法によってビールを造っています。
ベースとなるビールの個性に合わせて、ぶどうや桃といった季節のフルーツ、地域の特産品をブレンドすることでユニークなフレーバーに挑戦しています。

第13弾となる『Off Trail Mango Supercollider』のベースには、4種類のケトルサワーリングしたブロンドエールとブレタノマイセスをオーク樽で発酵させたものを使用。
さらに、ビールの味わいを格段にアップさせる「おいしさ粒子」を探求するために、150kgものマンゴーを使用して発酵させました。

醸造過程の遠心分離の工程で、残った酵母や大きな果肉を丁寧に取り除きつつ、マンゴーの「おいしさ粒子」をしっかりと残すことで、とろみのある贅沢なマンゴージュースのようなテクスチャーとフレーバーをしっかりと感じることができます。それらを支える樽熟成由来のブレタノマイセスのファンキーな香りとクリーンな乳酸の味わいが、Off Trailらしさをより強調します。

テイスティング

色合いは正にマンゴー。
物凄く酸を想起させる香り…
ものごっつい自然派ワインを飲む時の様な覚悟が要ります。
まったくもってマンゴーを感じさせず、「くしゃおじさん」みたいな顔になりそうな強い酸。
マンゴーはどこへ行ったのか。
やや腐敗感のある香りはブレタノマイセス由来だろう。

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