コエドと言えばコラボビールと言う位、様々な分野とビールを作っている印象。
今回は埼玉のロックフェスとコラボらしい。
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ビアデータ
ビール名:彩-SAI-
生産地:日本 埼玉県
生産者:COEDO BREWERY
アルコール:5.5%
IBU(苦さ 平均15~20):19.6
モルト:
ホップ:Aurora、Galaxy
タイプ:ペールエール
価格:338円
インポーター:
ブリュワリー
COEDOの母体である協同商事は、1970年代から「安心で安全で美味しい」をコンセプトに有機農業に取り組み、農の地、川越とともに歩んできました。
古くから川越には、土壌を健全に保つための「緑肥(=緑の肥料)」として麦を植えるという農法があります。現代の川越の農家の方々は土づくりのためと、麦は収穫せずに畑に鋤き込んでいました。
これを使ってビールをつくってみてはどうか?これがビール造りの着想の原点でした。
日本で独立した麦芽製造会社不在のなか、試行錯誤の末、川越の麦を麦芽にすることは断念しましたが、1996年、川越の大地で育まれたさつま芋を用いてビールを醸造することに成功しました。
この製品がコエドブルワリーが開発したはじめての製品※1であり現在の紅赤-Beniaka-につながるものです。
形などの理由から規格外品として廃棄をされてきた農産物をどのように有効活用するかというテーマが結実したものといえます。
川越の大地との関わりなくしてCOEDOは誕生していません。
私どもが農の一員として川越の地にいたことによる偶然と幸運に感謝しています。
※1 酒税法ではさつま芋がビールの原料として定義されていないため発泡酒となります。
1994年、規制緩和により小規模醸造に門戸が開かれ日本各地で「地ビール」が流行しました。
小規模なものづくりには修行を積んだ職人が必要です。しかし突如として誕生した地ビール業界では、職人不在のまま未熟な醸造技術で、「食品」ではなく「観光土産」として製品づくりを行う企業がほとんどでした。
当初は物珍しさも助けましたが、値段が高く、クセがあり、かならずしもおいしくないというネガティブなイメージが定着。
やがて地ビールブームは沈静化へと向かい、当時のコエドビールも少なからず打撃をうけました。
本物の職人のビール造りを学ぶため、1997年、ドイツから代々ブラウマイスターを家業とする4代目クリスチャン・ミッターバウアー氏を招き、COEDOの職人たちは、彼の下で5年間本場のビール造りを学びました。
ミッターバウアー氏から正統な職人気質を、技術的にも精神的にも継承し、基礎としているのがCOEDOの職人達です。
小さな醸造所だからできる職人の手仕込みによるものづくりと、ブラウマイスターから継承した正統なクラフトマンシップによって、2006年、COEDOは観光土産の「地ビール」としてではなく、「クラフトビール」という新たな概念を日本の皆さんにご提案しはじめました。
ビールのすばらしさと、COEDOの想いを「Beer Beautiful」という言葉に込めて、ビールの「伝道士」として、皆さんへビールとともにある人生の楽しみをお伝えしています。
COEDO Craft Beer 1000 Labo(コエドクラフトビール・ワン・サウザンド・ラボ)は、2015年7月、川越に開設しました。
この醸造所は1000ℓという小さいスケールで1000種類のビールを試作していく「ラボ」がコンセプト。
クラフトビールの世界をより深く知っていただくために、業界の垣根を越えたコラボレーションも推進しています。
また、埼玉県の飲食店経営会社、SLBカンパニーとのコラボレーションによるタップルーム「香麦-xiangmai-(シャンマイ)」を併設し、試作したクラフトビールをお楽しみいただけます。
2016年9月、緑豊かな自然の中で環境と一体になったサステナブルなクラフトビール生産活動のため醸造所を移転しました。
この醸造所は昭和50年代に建てられ企業の研修所として使われてきた美しい建築を改修したものです。敷地内に掘った井戸から醸造用水を確保し、醸造活動で排出される排水もブルワリーで浄化し自然に還しています。
また、排出される麦芽や酵母を科学者と農家の力を借り、良質な飼料として牛や豚に食べてもらうことで利活用する地域循環の仕組みにも取り組んでいます。
1996年に踏み出した小さな一歩は、現在では世界のコンテストでも高い評価を頂けるようにまでなりました。
職人達の勤勉で真摯な立ち振る舞い、日本的な繊細な感性は世界のビールファンにも受け入れられています。農と川越の地で生まれたCOEDOの背景から、さつまいもを原料とする世界でも出色の日本のビールである紅赤-Beniaka-が生まれました。
ビールの分野において日本人にできることを確信し、ジャパニーズ・クラフトビールとしてCOEDOを世界の人々にお届けします。
このビールは
【ACIDMAN presents SAITAMA ROCK FESTIVAL”SAI” 2022 × COEDO】コラボレーションビール 第二弾!!
「SAITAMA ROCK FESTIVAL”SAI” 2022」 を主催するACIDMANにエールを送るべく誕生した、 アーティストとクラフトブルワリーの コラボレーションビール「彩-SAI-」。
ACIDMANの楽曲に頻出する「空」、「星」から着想を得て、 「Aurora(オーロラ)」、「Galaxy(ギャラクシー)」という 煌びやかな香りのアロマホップを贅沢に使用しました。
香りを支えるボディには埼玉県産の米を使用し、 軽やかな飲み口の中に深い余韻を残します。
発酵中にビールに聴かせ続けたACIDMANの楽曲が、 華やかな香りとともに弾け出るような ペールエールスタイルのビールです。
▶ACIDMAN presents 「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI” 2022」
2017 年 11 月 23 日(木・祝)、ACIDMAN 結成 20 周年イヤーの 集大成として故郷埼玉県、さいたまスーパーアリーナにてロック フェスを初主催。
あれから 5 年後となる 2022 年 11 月 26 日(土)、 27 日(日)前回と同じくさいたまスーパーアリーナにて ACIDMAN presents 「SAITAMA ROCK FESTIVAL“SAI” 2022」を開催します。
ACIDMAN 結成 25 周年イヤーとなる今回は 2days の開催。ロック バンドの強さと逞しさを、更に多くの皆さまにお届けいたします。
イベント名“SAI”は『埼玉県の“埼(さい)”』,『祭りの“祭(さい)”』, 『才能の“才(さい)”』, ACIDMAN 楽曲タイトルにもなっている 『【彩-SAI-前編/後編】の“彩(さい)”』等からイメージされています。
▶ACIDMAN
1997 年に埼玉県で結成された、大木伸夫(Vo&G)、 佐藤雅俊(B)、浦山一悟(Dr)からなるロックバンド。
2002 年アルバム『創』でメジャーデビューを果たし、翌年 第 17 回日本ゴールドディスク大賞「ニュー・アーティスト ・オブ・ザ・イヤー」を獲得。以降、ROCK IN JAPAN、 FUJI ROCK、SUMMER SONIC 等、数々のロックフェスに 出演、大トリも努める。
東日本大震災の翌年以降、毎年 3/11 に福島県で行っている「ACIDMAN LIVE in FUKUSHIMA」 ではライブ収益の全額寄付を継続中。現在までに 12 枚のオリジナルアルバムを発表し、6 度の日本武道館ライブ の成功を収め、多くのファンを魅了し続けている。
2017 年には結成 20 周年の集大成として故郷埼玉県、さいた まスーパーアリーナにて初の主催ロックフェスである「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”」を開催し、チケッ トは数分でソールドアウト。2022 年には 25 周年イヤーの集大成として 5 年ぶりに「SAI 2022」を開催する。
テイスティング
薄濁り黄金色。
柑橘系の香り。
味わいはドライでスッキリ。
苦味は結構しっかり。