最近飲む機会があるブルワリーで、農家が経営している。
色々と実験的に試してみて醸造したビールだそうな。
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ビアデータ
ビール名:どHazy Punks!!!
生産地:日本 群馬県利根郡片品村大字花咲1575番地10
生産者:Yellow Beer Works(カトウファーム)
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:Cryo Columbus,Sultana,YCH303,Idaho7,Galaxy,Cryo Nelson Sauvin
タイプ:ヘイジーIPA
価格:1,100円(330mL)
ブルワリー
いつでもみんなが笑顔になれる小さなブルワリーです。
笑顔になれるビールをふくしまで。
イエロービアワークスは農家が醸造する小さなブルワリーです。
大麦やホップ、お米、野菜などを栽培し、原材料の一部として使用しています。
どんな時も思わずにっこりしちゃうようなビールを目指して福島(大笹生)からクラフトビールをお届けします!
「Yellow Beer Works(以下YBW)」は、「パンクロックに思わずにっこりしちゃうビール」をコンセプトに、「元気な福島を発信して、福島をもっと好きになってもらいたい」という思いで、米農家をともに営む夫と二人で2020年9月に立ち上げました。
私たちは、フルーツや野菜を使用したビール、ホップを沢山使用した濁りのあるビールなど、アメリカンスタイルをメインとしてこれまで約30種類ほど造ってきました。
原料には、知り合った果樹農家さんの桃やりんご、ブルーベリーなど県内産フルーツをふんだんに使用。
ホップは、少量ながらも私たちが栽培している福島産ホップを一部使用しており、県内農家によるクラフトを随所にぎゅっと詰め込んだ、福島発クラフトビールです。
このビールは
<テイスティングノート>
パイナップルや白ブドウ、マンゴー、グレープフルーツの果肉や白皮部分のアロマとフレーバー。余韻に残るモルト由来の甘味もあり、軽やかながら飲みごたえのある味わい。
<醸造ノート>
南半球ホップをメインに使用し、どヘイジー!!!なビールをコンセプトにレシピ設計しました。
分量はいつもの1.5倍ホップが詰め込まれています。
クライオのネルソンソーヴィンのほかいろいろな種類のホップが入って多様な味わいを感じられると思います。
いわゆるネルソンソーヴィンの白ブドウっぽい濃厚で甘やかな香りがメインにありますが、グレープフルーツのようなジューシーさも感じられ、トータルでトロピカルな印象です。
いつもすっきりややクリア目なhazyIPAが多いYBWですが、今回は割と濃厚な仕上がりになったと思います。
また、今回初めて使用したYCH303はファンタズム(ソーヴィニヨンブランの果皮)とクライオホップのミックスした原料で、ジューシーなフレーバーを感じるチオールという成分の前駆体がたっぷり含まれているのだとか。
今回は実験的にドライホップで使用したのですが、香りの裏にホップ以外のアロマも感じてもらえたらと思います。
まだまだこの原料を使いこなせていませんが、これからリリースするhazy IPAには使うようにしていきますので、あれ?前よりジューシーになった?と感じてもらえたら嬉しいです。
hazy系ではあまりメインの話題には出ませんがグレインもいろいろ使っています。
フレーク状のオーツだけでトロントしたテクスチャーを出してもいいのですが、小麦フレークや小麦麦芽、オーツ麦芽などなどいろいろ組み合わせてつかいました。
つねにベストな味わいになるように心がけたいですが、まだまだ勉強中なのでいろいろと使ってみてフィードバックを得て次のレシピに活かしていきたいです。
今回は長くなってしまったのでこのへんにしておきます。
これからもいろいろと工場についてなど書いていけたらと思います。
<ラベルアート>
Art by peelander- yellow
Peelander-Yellow Art(@yellowyellowart)
yellooow.wixsite.com
テイスティング
濁りレモン色。
柑橘の香り少し。
ホップじゃないハーブのような苦味。
余韻がとても長い。