飲んだワイン サンマモルワイナリー/シュロンブルガー2023 7点

久し振りに飲んだ青森のワイナリー。
シュロンブルガー(シェンブルガー)を使用した日本では珍しいワイン。
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ワインデータ
ワイン名:Schonburger
生産地:Japan > Aomori
生産者:下北ワイン (有限会社 サンマモルワイナリー)
品種:Schonburger(シュロンブルガー)
スタイル:White Wine
ワイナリー
サンマモルワイナリーとは、青森県でぶどう栽培を始めて20年以上、青森県産ぶどうやりんごを使用したワインを醸造しているワイナリーです。
むつ市に第一工場、南津軽郡大鰐町に第二工場を構え、全国に出荷しています。
豊かな自然で育った果実を使った、味わい深いワインは約50種とバリエーション豊富です。
また、ワインだけでなく、食材にもこだわり、ホテルメイドカレーやホテルメイドブレッドの販売も行っています。
1998年にぶどう栽培をスタートさせて以来「食」にこだわり続ける私たちだからこそ、作り出せるものがあります。
長きに渡り、様々な受賞歴を持つワイン。
機能性乳酸菌を与えて旨味を引き出した下北牛。
また、日々の気温や湿度に合わせて愛情込めて焼きあげるブレッド。
どれもサンマモルワイナリーのおすすめの逸品です。
青森県、下北半島。
太平洋、津軽海峡、陸奥湾に囲まれた自然豊かな農場でサンマモルワイナリーのぶどうは作られています。
下北連山の裾に広がる11.3ヘクタールのぶどう畑は、ワインの原料となるぶどうに適した気候の帯、【ワインベルト:北緯30〜50度】の条件に当てはまる、北緯41度に位置した農場です。
健康な土づくりにこだわり、ぶどうを栽培しています。
豊かな自然で育ったぶどうを使った、安心・安全な下北ワインをお楽しみください。
このワインは
このワインは、青森県下北半島の陸奥湾に南向きに突き出た丘陵地で、太陽と海面からの照り返しによる、2つの大場の恩恵を受け栽培されたブドウで醸造しています。
この地はアイヌ文化のなごりを残す地名や、縄文遺跡が155カ所確認された本州最北の地で、ニホンザルやツキノワグマの北限の生息地でもあります。
大自然に感謝。
テイスティング
美しいオレンジ色が印象的です。
透明感がありながらも鮮やかな色調が、太陽をたっぷりと浴びたブドウの熟成を感じさせ、グラスに注ぐと豊かな果実感が視覚的にも楽しめます。
香りはナチュラルなアロマが漂い、パッションフルーツを思わせるエキゾチックなフルーツの香りが広がります。
フルーティーな香りに包まれながらも、ほのかに香水を思わせる洗練された香りが奥行きを加え、全体に複雑さをもたらしています。
甘やかなニュアンスも混ざり合い、心地よい果実香が引き立っています。
味わいは辛口ながらも、自然な甘みがしっかりと感じられるバランスの良い仕上がりです。
口当たりは軽やかで、程よいタンニンが加わることで、味わいに豊かさと心地よい深みが感じられます。
果実味が控えめながらも優雅に現れ、フルーティーさが飲みやすさとともに広がります。
余韻は程よく続き、軽やかさの中にも満足感を与える一杯です。
飲んだ日:2024-11-01
飲んだ場所:オアシス
価格:3,300円