酒折駅近くにある大手ワイナリー。
2022年はドライなのに…2023年とっても甘い…
|
ワインデータ
ワイン名:Koshu Dry
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:シャトー酒折ワイナリー
品種:Koshu (甲州)
スタイル:White Wine
ワイナリー
1991年5月、日本を代表するワインの産地である山梨県の甲府市を一望できる風光明媚な酒折の地に現在のワイナリーを設立しました。
グループ会社である木下インターナショナル株式会社の海外メーカーとのネットワークにより、常に海外のワイン製造技術に関する最新の情報を得て、各国から導入した設備を使用し、甲州、マスカット・ベリーAなど日本固有の葡萄品種を中心とした日本ワインを醸造しています。
また、ワイナリーでは、梅酒・柚子酒などのリキュールも製造しています。
アジアモンスーン気候の日本は決して葡萄栽培、ワイン造りに適した風土とは言えません。
しかし、先人の葡萄栽培家たちはこの気候に適した葡萄栽培方法を確立し、高品質の葡萄を産出してきました。
そんな気候風土で長きにわたり栽培し続けられてきた日本を代表する醸造用品種甲州、マスカットベリーAを中心に日々楽しめるコストパフォーマンスの高いワインを生産するとともに優秀な栽培家と協力関係を築きながら世界に発信できるプレミアムワインの品質の向上にも取り組んでいます。
『酒折』は古事記・日本書紀に記された山梨で最も古い地名。
その昔、大和朝廷に対抗する酒折朝廷があったとも言われ、ヤマトタケル伝説にまつわる古代甲斐の中心地であったと伝えられています。
また、明治初期にはワイン用の葡萄栽培がいち早く行われ、葡萄品種開発の先進地としても知られていました。
地理的には昇仙峡、恵林寺をつなぐ北バイパス沿いにあり石和温泉、武田神社、善光寺もすぐ近くにあります。
また、江戸時代以前から甲斐の国にあった9つの古道「甲斐九筋」の起点だといわれています。
ワイナリーのエントランスには、古事記のヤマトタケル物語を表したステンドグラスが飾られています。
古代史の英雄、ヤマトタケルノミコトが東征の帰途、甲斐の国・酒折宮で野営なされたとき、 旅情を慰め「新治筑波を過ぎて幾夜寝つる」と歌で旅程をお尋ねになったが、誰もお答えできませんでした。
その時お傍で火を炊いていた老翁が「かがなべてよには九夜ひには十日を」と[かひ(甲斐)] の文字を折り込んで当意即妙に歌でお答えしたので、 ミコトは大層その老翁をお誉めになり東の国の国造になされた、という話の情景を絵に現したものです。
また、この2人で1首の和歌を詠んだという伝説が、後に連歌の発祥となったとも言われています。(※諸説あります)
このワインは
酒折といえば甲州ドライ!
シャトー酒折を代表するトップセラー商品♪
伊勢志摩サミットでも供され、様々なコンクールで受賞
その品質はお墨付き
迷ったらコレ!迷わなくてもコレ!
シャトー酒折といえば甲州ドライです!
☆製造部がおススメする相性の良い料理☆
■ 冷ややっこ(+粉チーズ・オリーブオイル・ブラックペッパー・岩塩)
□きゅうりの浅漬け
■長芋のおかか乗せ
□じゃがりこ サラダ味
テイスティング
輝きのある淡いレモンイエローの色合いが特徴的です。
透明感があり、グラスに注ぐとその美しい色調がすぐに目に飛び込んできます。
粘性は軽やかで、視覚的にも非常に爽やかな印象を与え、飲む前から軽快な味わいを予感させます。
香りは非常に豊かで、青リンゴやマスカットのフレッシュなフルーティーさが前面に感じられます。
また、白い花の繊細で優雅な香りがふんわりと漂い、全体を包み込むように広がります。
さらに、白桃のような柔らかで甘美な香りも仄かに感じられ、奥行きを与えています。
これらのフルーツの香りに加え、ミネラル感やスパイシーなニュアンスがバランスよく融合し、非常に複雑でありながらも調和の取れた香りの構成を楽しむことができます。
口に含むと、最初に爽やかな柑橘系の印象が広がりますが、続いてマスカットや青リンゴのフルーティーさが鼻腔を抜け、非常に軽やかでありながらも豊かな味わいが感じられます。
辛口と表記がありながらも果実の甘さが絶妙に調和し、後味には心地よい旨味が余韻として残ります。
ミネラル感も感じられ、全体的にクリーンで洗練された飲み口です。
後味にはほんのりとした苦味が感じられるものの、それがフルーティーさや爽やかさを引き立て、バランスの取れた味わいを提供します。
ドライが飲みたかったのにかなり甘めに感じられた。
違う、そうじゃない。
飲んだ日:2024-09-03
飲んだ場所:オアシス
価格:1,980円