初めて飲んだ作り手ですが、自然派ワイン界ではレアで崇拝されている様子。

公式HPが見つからず…

 

ワインデータ

ワイン名:Vin de Table Rouge
生産地:France > Rhône
生産者:Louis Julian (ルイ・ジュリアン)
品種:Aramon(アラモン)他
スタイル:Red Wine

ワイナリー

ニームから約30Km北西にある小さな村Ribaute Les Tavernesで、ただ1軒のワイン生産者である。
ルイはもの静かで、質問をしてもあまり多くを語ろうとはしない。
しかし、彼はブドウの品種改良の研究者でもあり、温暖化対策として暑い気候でも対応できる品種などを開発している。
恐らく60を超えていると思われるが記憶力は抜群で、2006年の天候について尋ねると、数字を明確に交えてすらすらと答えてくれた。
彼のワインのほとんどは村人たちによって消費されている。

栽培:有機栽培
畑は2ヶ所に分かれており、合計で24haを所有。
土壌構成はマルヌーブルー(青色の石灰でとても硬質)と粘土石灰質。
樹齢は平均で30~40年で、最も古いカリニャンは最低でも70年以上経っている。
ブドウは混植されており、グルナッシュ、シラー、メルロ、カベルネソーヴィニヨン、カリニャン、アラモン、オーバン、クレレット、ユニブラン、ヴィラブランなどに加えて、独自に交配した品種も多数植えられている。

醸造
一部を除梗した後にタンクで野生酵母による醗酵。
醗酵中の温度コントロールは行わない。
醗酵終了後に軽く圧搾した後、ホーローのタンクで3~4ヶ月の熟成。
亜硫酸はビン詰めの際に、極めて少量を添加するのみ。
清澄、ろ過のどちらも行わない。

このワインは

栽培: ビオディナミ。畑は2ヶ所に分かれており、合計で24haを所有。土壌構成はマルヌーブルー(青色の石灰でとても硬質)と粘土石灰質。樹齢は平均で30年から40年で、最も古いカリニャンは最低でも70年。
収穫: 9名で3週間くらい すべて手摘み
醸造: 一部を除梗した後にタンクで野生酵母による発酵。発酵中の温度コントロールは行わない。発酵終了後に軽く圧搾した後、ホーローのタンクで3から4ヶ月の熟成。亜硫酸の添加はなし。清澄、ろ過のどちらも行わない。
品種: アラモン、サンソーで70%、他オーバン、シラー、メルローなど

公式HPが無い為、インポーター:ヴォルテックスより引用。

テイスティング

美しいルビー色をしており、わずかに紫がかったトーンも見受けられます。
自然派感を感じる熟したレーズンやドライプルーン、ドライイチジクといった凝縮感のある黒い果実の香りが広がり、黒胡椒のスパイス感も楽しめます。。
味わいは黒い果実の味わいが主体で、果実の甘みとややしっかりした酸味がバランス良く感じられます。
口当たりは非常に滑らかで軽やかさを楽しむことができます。
微細なタンニンが感じられ、全体的にミディアムボディのスタイルです。

飲んだ日:2024-03-05
飲んだ場所:キッチンまろやかワルツ
価格:2,750円
インポーター:ヴォルテックス

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