濁り桃色で可愛い色なのにゴリゴリの馬小屋臭。

自分好みの可愛い方に近づいたら体臭が馬小屋臭だったくらいの衝撃。
見た目に騙されてはいけない。

 

ワインデータ

ワイン名:Le Canon Pétillant Naturel
生産地:Japan > Okayama
生産者:La Grande Colline Japon (ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン)
品種:Muscat of Alexandria (マスカット・オブ・アレキサンドリア), Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Wine Grand (ワイン・グランド)
スタイル:Sparkling Wine(White)

ワイナリー

2017年ラ グランド コリーヌ ジャポン 株式会社
会社設立 2017年1月 岡山県岡山市北区
代表 大岡 弘武

ワイン伝統国フランスにおける20年に渡るフランスでの農業経験 自然派ワイン造りにおける豊かな技術と実績を持って日本・岡山県に会社設立

2002年~ 仏会社 SARL La Grande Colline 設立
現在 3Haを所有(仏)

年間生産量 2020年 現在(日本)
自社葡萄畑 2Ha
生産本数  13000本
自社生産量 7000本・委託醸造 6000本

有機農法を行い、一切の添加物をいれずにワインを造る。100%葡萄からできたワイン。
製造当初はその先駆性に品質を理解できる人はごく一部に限られたが、現在では世界的に評価されております。

地中海性気候に近い「晴れの国」岡山は、北部は自然豊かな山々、南部は穏やかな瀬戸内海と中国山地を水源とする吉井川、旭川、高梁川の3大河川は良質で豊かな水を常にたたえています。
海、山、河の恵まれた自然があり、温暖な気候で晴れの日が多いのは、農作物の栽培はもちろんのこと、ヨーロッパ式葡萄畑作り、自然派ワイン造り産業にも適しています。
自然派ワイン造りとヨーロッパ式葡萄畑作りにより、本物のものづくり、永続的農業、人間らしい暮らしなど新しい価値観を持った地域社会、新たな作り手、担い手への農業への結びつけにも重点を置いた取り組みを展開するものです。

自然派ワインとヨーロッパ式葡萄畑づくりに適した岡山とは
● 気候:瀬戸内気候
● 花崗岩、砂岩土壌
● 岡山産ぶどうのブランド力

このワインは

岡山の2023年は天候に恵まれ梅雨も少なく台風の影響も少なく、満足いくブドウが収穫できたようです。

ただ栽培者の高齢化が進み、栽培を続けられている人は少なくなっています。
ここ岡山市北区富吉は過去、日本一のアレキサンドリアの産地だったのに。

さらに若い栽培者は手間がかからず、単価が高いシャインマスカットに植え替えています。
このことは岡山に限らず、山梨でも同様だと小山田さんがおっしゃってました。

●神戸市北区で樹齢40年を超すカベルネ・ソーヴィニヨンを有機栽培にチャレンジしてくれた生産者が居るのですが、今年は残念ながら春に雨が多かったためべと病にやられ、少ない収穫量となってしまいました。

その隣の畑には夏が暑くてカベルネの色が入らず、引き取り手がいなく収穫されずにいたカベルネがありました。
年に数回化学農薬を使っていたため悩んだ大岡さんでしたが、廃棄はあまりにももったいないと収穫を申し出てました。

山梨県牧丘の澤登さんによる完全無農薬のワイングランドもダイレクトプレス。

ブドウを丸ごとタンクに入れ14日間マセラシオン。
圧搾したジュースを小樽に移し、低温で自然酵母により発酵。
アルコール発酵が終わるぐらいに、そのまま瓶詰め。
瓶内で発酵が起き微発泡となります。
ノンフィルター、SO2完全無添加。

テイスティング

濁り桃色。
香りはしっかり自然派。
段々落ち着いて少しマスカットな香りにはなるが、時間がかかる。
見た目はピンクで可愛いのに…

飲んだ日:2023-12-05
飲んだ場所:炭・肉と旬野菜Kazan(カザン)
価格:3,960円

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