山梨に居ても中々出会わないワイナリーの一つ。
ワインスクールでは「豆臭」と習うのか、皆様豆豆言っておりましたが…ブレタノマイセス臭というか馬小屋感が物凄くてこれは無理。
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ワインデータ
ワイン名:K20AK_DD_01
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:共栄堂
品種:Koshu (甲州)
スタイル:White Wine
ワイナリー
共栄堂という名前は、元四恩醸造の醸造責任者、小林剛士の実家が営む「よろず屋」の屋号。
「共に栄える」という文字に込められた理念は、ブドウ栽培・ワイン醸造をすることで、山梨の農業全体の下支えをしたいという小林の思いと通底しています。
共栄堂が企画したワインの商品名は記号や数字の配列で表記されておりますが、これは文字から得られる固定概念を一旦外して、自由にワインを楽しんでほしいという思いが込められています。
山梨市・甲州市の自社畑のほか、山梨にある6軒のブドウ生産者から造られています。
このワインは
「風」という文字を甲骨文字で書きました。
古代中国人はカタチないものを可視化(文字化)して表現するという偉業を成し遂げました。
また、中国の神話では風土・風俗・風格・風邪などが風神によって支配されている神話的背景が表現されました。
今回は単に字形の楽しさだけでなく、そうした神話的な背景の中に思いを投影させ書いてみました。
因みに怪獣のようなこの字形は、「鳳」がモチーフになっています。
風味をお楽しみ下さい。
「風」という字について
「(『風』の)甲骨文字は鳥の形。神聖な鳥であるので冠飾りをつけている。鳳のもとの形と同じである。(中略)天上には竜が住むと考えられるようになり、風は竜の姿をした神が起こすものであると考えるようになって、鳳の形の中の鳥を取り、虫(竜を含めた爬虫類の形)を加えて、風の字が作られ、『かぜ』の意味に用いられる。(後略)」(引用:白川静『常用字解』平凡社、2003年)
書SHO:松尾 治(Osamu MATSUO)
書作家。璞川会(はくせんかい)主宰、専修大学文学部日本文学文化学科准教授
1970年福岡県生まれ。新潟大学大学院修了。古典に立脚した少字数書を中心に、小品から超大作(壁面芸術)まで現代書を表現する。
アジア国際共同制作「ベトナムから見つめた日本」出演(ホーチミンテレビ)、「國際書藝動向2010展」日本代表(韓国・大邱市に作品収蔵)、「2018中日書法莱州展」日本代表(中国・莱州市博物館収蔵)、「東京2020オリンピック・パラリンピック記念書展」実行委員会実務委員(文化庁主催)。
毎日書道展、安芸全国書展などで受賞多数。
著書(共著)に『一文字ART』、『二文字ART』、『三文字ART』、『四文字ART』(日本習字普及協会)。
テイスティング
濁りオレンジ色。
馬小屋臭が凄い。
自然派感全開。
飲んだ日:2023-12-05
飲んだ場所:炭・肉と旬野菜Kazan(カザン)
価格:2,300円