今年も本麒麟初の限定醸造が。
昨年は雑味が少なく美味しかったのですが、今年は雑味全開で残念。
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ビアデータ
ビール名:本麒麟 香りの舞
生産地:日本
生産者:キリンビール株式会社
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:IBUKI他
タイプ:
価格:152円(350mL)
インポーター:
ブリュワリー
1870年(明治3年)にノルウェー系アメリカ人ウィリアム・コープランドが、日本で初めて大衆向けにビールを醸造・販売した企業「スプリング・バレー・ブルワリー(コープランドビール)」を起源とする、日本のビール事業の草分け的企業である。
幾多の変遷を経て、1907年(明治40年)に三菱財閥傘下の日本国籍会社「麒麟麦酒」として新発足。
第二次世界大戦後は徐々に生産量を増やし、1954年(昭和29年)には、年間庫出量でトップシェアを獲得し、国内ビール企業の地位を確固たるものにする。
アサヒビールの「アサヒスーパードライ」の台頭までは、継続的に首位を守った。
2009年(平成21年)はアサヒビールがビール類(ビール・発泡酒・第三のビール)「販売数量」首位となっており、新商品の投入合戦で熾烈なシェア争奪戦を繰り広げているが、発泡酒と第三のビールでは、キリンがトップシェアを獲得していることもあって、2009年(平成21年)のビール類「出荷量」市場シェアは、キリンビールが37.7%とアサヒビールの37.5%をわずかながらも抑え9年ぶりに首位に返り咲いた。
ビールの商品構成は多品種で品揃えは業界一、2010年(平成22年)2月時点で定番ビール11銘柄(ライセンス品含む)を製造・発売している。
2007年(平成19年)7月1日、従来の事業持株会社の「麒麟麦酒(旧)」は「キリンホールディングス」と商号変更し、純粋持株会社となった。
ビールなどのアルコール飲料の製造・販売事業については、1998年(平成10年)に設立されグループの共通業務を担当し、純粋持株会社制の準備に当たってきた「旧・キリンホールディングス」を改称した事業子会社「麒麟麦酒(新)」に移管された。
2012年(平成24年)の到来とともに、さらなるグループ再編の一環として「製販分離」を実施。
本社に残っていた営業部門を分割し、これにグループでマーチャンダイズ事業を行っていた会社を統合させ、新会社として切り離した。
これを一時統合検討相手とされたサントリーグループに当てはめると、この会社が製造を担う「サントリー酒類(初代)」に、分離された新会社が販売を担う「サントリービア&スピリッツ」に、それぞれ相当する。
2013年(平成25年)に入ると、グループ会社のキリンビバレッジ株式会社・メルシャン株式会社とともに、国内綜合飲料事業会社として、キリングループオフィス株式会社から商号変更したキリン株式会社の傘下に移行した。
このビールは
「本麒麟 香りの舞(期間限定)」は、2022年11月の発売時に「爽やかな和柑橘の香りとうまみが感じられる」「香りを楽しみながら飲めるおいしさ」といった声をお客様からいただくなど、大変好評いただきました。
今回は、本商品の特長である日本産ホップ「IBUKI」の香りをより感じられる香味に進化させ、お客様が新ジャンルに期待する「うまさと品質」「報酬感」「経済性」といったニーズにお応えすることで、夏のビール類最盛期を盛り上げていきます。
「本麒麟」は「すべてのビール好きの毎日をうれしくする。」ことを目指す新ジャンルブランドです。“うまさだけで勝負”する「造り手の本気の思いが込められたうまさ」であることをお客様に体感いただき、幸せな時間を提供することで、ビール類市場の活性化を目指します。
中味について
・昨年に続き和柑橘のような香りが特長の国産ホップ「IBUKI」を一部使用し、初夏の季節に合うようにホップ配合を変更することで、「IBUKI」の香りがより感じられる芳醇な香味に進化させました。
・「本麒麟」と同じく通常の1.5倍※3もの長時間で低温熟成させるとともに、発酵中にホップを漬け込む「ホップアロマ製法」でコク・飲みごたえがありながら、苦みを抑え香りを引き出した味わいに仕上げました。
※3 当社主要新ジャンル比
パッケージについて
今しか飲めない限定感を醸成する「限定出荷」のアイコンを配し、ホップと飲みやすさを感じるように明るい緑カラーを採用してグラデーションをあしらうことで、本麒麟の香味を表現しました。
テイスティング
黄金色。
大手っぽい雑味の無い香り。
苦味は結構強い。
味は残念ながらリキュールの雑味がしっかり。
大手のパワーをもってしてもリキュールの雑味感溢れる香りは消せるのに味は難しいことを痛感。