ティンタ・ロリス(テンプラニーリョ)、ハエン(メンシア)を使用したワイン。

フレッシュな味わいで、ゴクゴク飲めてしまう。

 

ワインデータ

ワイン名:Beyra Reserva
生産地:Portugal > Terras da Beira > Beira Interior
生産者:Rui Roboredo Madeira
品種:Tinta Roriz (ティンタ・ロリス), Jaén (ハエン)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

私は、イベリア半島の中でも人里離れた不思議な場所、ポルトガルのドウロ・スペリオルにある家族の中心地で育ちました。
この地では、荒々しくも美しい風景の香りや匂いが私に強い印象を与えました。
世界の多くのワイン生産地を旅して、そのやり方を学んだ私は、世界クラスのワインを造る大きな可能性を確信して、このブドウ畑に戻ってきました。

この地でワインを造り始めて20年以上になります。
収穫を重ねるうちに、自然のバランスを保つように畑を手入れすることで、トゥリガ・ナシオナル、トゥリガ・フランカ、ティンタ・ロリス、ハエンなどの土着品種から最高のものが得られることを学びました。
私のワイナリーで作られたこれらのワインは、その土地の本当の個性を表現することができます。
ドウロ地方の素晴らしいブドウ畑は、私のワイン造りへの情熱を刺激し続けています。

このワインは

「ポルトガルで最も高い場所にあるブドウ畑」というモットーのもと、2011年にベイラ・プロジェクトを立ち上げ、「Altitude Wines」(高所のワイン)という先駆的なコンセプトを打ち出しました。
それ以来、ベイラ・インテリア・ワイン地域のフラッグシップ・ブランドとなっています。
ドウロ川流域のテロワールの豊かさ、谷の片岩から近くの山の花崗岩への移行土壌、多量の石英脈は、ワイナリーの隣の土地にブドウ畑を植えるインスピレーションとなりました。

ベイラのブドウ畑は、ポルトガルの大規模なブドウ畑の遺産の隠れた宝の1つである、高度の厳しさに完璧に適応した古いブドウ畑が支配する地域で、ブドウ栽培の革新を組み合わせることを目指しています。

フレンチ(1/3)、アメリカン(2/3)のオーク樽で8ヶ月間熟成。
ブドウ品種:ティンタ・ロリス[テンプラニーリョ]、ハエン[メンシア]
標高の高いシスト土壌。

テイスティング

深い紫がかったルビー色が特徴的です。
赤い果実、特にイチゴやラズベリーの甘い香りが広がり、さらにブラックベリーの濃厚な香りも感じられます。
また、バニラやトーストのような樽熟成のニュアンスがエレガントに香り、バランスが取れた香り立ちが特徴です。
スパイスやタイムのようなハーブのアクセントもあり、全体的に複雑で奥深い香りが楽しめます。
味わいに関しては、まずカシスや赤スグリ、ブラックカラントなどの果実味が豊かに広がります。
酸味は協調性があり、全体のバランスを引き立てています。
さらに、丸みを帯びたタンニンが心地よく、フレッシュでありながらも深みのある味わいを持っています。
スモーキーなオークのニュアンスやプラムの風味が加わり、味わいに複雑さと豊かさをもたらしています。
余韻は中程度の長さで、後味にはエレガントでフレッシュな印象が残ります。

個人的にはもう少し熟成した方が美味しくなりそうな予感がします。

飲んだ日:2021-11-13
飲んだ場所:switch
価格:1,800円(公式HPで8.95ユーロ)
インポーター:稲葉

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