ワイン会でブラインドのサプライズワインとして出されたのがこちら。
名前もサプライズ。
日本ワインの中でもかなり美味しいワインだと思います。
正直に言います…日本ワインも凄いぜ。
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ワインデータ
ワイン名:Pinot Noir Surprise
生産地:Japan > Hokkaido
生産者:de MONTILLE & HOKKAIDO (ド・モンティーユ&北海道)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
ドメーヌ・ド・モンティーユ ( Domaine de Montille)は、フランスのブルゴーニュにある300年の歴史を持つ家族経営のワイナリーで、最も有名かつ最も古いワイン生産者のひとりです。
現当主であるエティエンヌ・ド・モンティーユ (Etienne de Montille)は、日本産ワインの質の高さと多様性、日本に於けるブドウ栽培の可能性、また北海道の気候がピノ・ノワールとシャルドネに合うことを確信し、2016年、外国のワイン生産者として日本で最初のブドウ園として「ド・モンティーユ&北海道」プロジェクトを立ち上げることを決定しました。
日本に於けるブドウ栽培生産地としては、北海道、長野、山形、山梨と主に4つがあり、約2,000haのワイン用ブドウが植えられ、約200のワイナリーがあるのですが、国際基準から言えばかなり控えめです。
この意味において、 私たちのプロジェクトはかなり先駆的であり、日本にとっての力になると考えております。
ド・モンティーユ&北海道プロジェクトは、ブルゴーニュ千年の古いノウハウと経験を、日本のワインメーカーの方々と完全に協力共有し、新世代の日本の生産者が北海道のテロワールと気候に関する技術と知識を私たちのチームと共有して行くことを目的としています。
北海道でのテロワール、個性的、高品質なワインの作り方を一丸となって学び、模索していきたいと思います。
日仏チームは、函館のブドウ園にこれまでに約7haのブドウを植え、徐々に25haまで増やすことを目指します。
自社のブドウ園での最初のワインは2023年に生産されるように、函館市のご協力のもとワイナリーの建設に取り組んでいます。
その間、2018年から2022年までは、北海道余市地域の友好的なブドウ栽培者からのブドウを使った少量のワインを生産していきます。
これにより、日本の環境で北海道のブドウを醸造する方法を学び、理解することができるからです。
この5年間の学びの中で、この作品を日本のワイン愛好家だけに予約し、この魅力的な冒険で経験した強い気持ちを彼らと共有したいと思います。
5つのヴィンテージ(2018年から2022年)のそれぞれでラベルが異なるのは、その為です。
将来的には、函館産のド・モンティーユ&北海道ワインを日本国内だけでなく海外でも販売し、この新世代の才能ある生産者のおかげで、世界における日本ワインの名声の高まりに貢献できることを光栄に思います。
このワインは
2018年から2022年にかけて、北海道余市地域の友好的なブドウ栽培者からのブドウから少量のワインを生産し、ココファームとブルースガットラブ氏(10Rワイナリー)とのパートナーシップにより醸造していきます。
この5年間の学びの期間中、この作品は日本のワイン愛好家のみに限定供給されることになっており、この魅力的な冒険で私たちが経験する強い共感のいくつかを彼らと分かち合いたいと思っております。
異なるラベルは、これらの5つのヴィンテージ(2018年から2022年)毎の、それぞれの感情を表現しています。
私たちの最初のヴィンテージである2018年は、函館でブドウ園を立ち上げ、北海道でワインを作るという、ブルゴーニュの生産者の前例のない困難な挑戦に挑戦する大胆さと意欲を表して、「豪Oser」を選びました。
2019年、私たちの2番目のヴィンテージは、この間に遭遇した多くの驚きと不思議を表現しています。
この2019年は、通常のブドウに比して暖かい季節と熟したもので、ますはそれ自体が驚きでした。
そのとこから、「驚Suprise」と名付けました。
テイスティング
ブラインドで飲んでみました。
退色しているような赤褐色。
赤い果実の香りと色合いの均一さはピノ・ノワールっぽい。
一応イタリアのネッビオーロも候補に入れるが、陽気さが無い。
味わいにニューワールド特有の尖った感じは強くないので、ニュージーランドは脱落。
ドイツのこましゃくれた果実感とタンニンも感じられず。
消去法で日本…いやでもこんなに退色した日本のピノ・ノワールなんてあるのか?
等ぐるぐる回りながらも一応日本のピノ・ノワールで正解。
飲んだ日:2021-10-31
飲んだ場所:ピアット・デル・ベオーネ
価格:8,000円
インポーター:オルヴォー