あのスタジオジブリとフランスで醸造家をしている仲田晃司氏のコラボレーション・ワイン。

ジブリがある小金井市に寄ったついでに飲んでみました。

 

ワインデータ

ワイン名:天地人 紅の豚 (Lou Dumont)
生産地:France > Languedoc-Roussillon > Languedoc
生産者:Maison Lou Dumont (メゾン・ルー・デュモン)
品種:Merlot (メルロ), Syrah (シラー), Cabernet Franc (カベルネ・フラン), Grenache (グルナッシュ)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

ブルゴーニュへの情熱とワイン造りの夢に駆られた日本人ソムリエの仲田晃司氏は、1996年に故郷の東京を離れてボーヌに移り住み、名門のCFPPAでワイン醸造学を学びました。
まず最初にしなければならなかったのは、フランス語の習得でした。
ディジョンの語学学校では、韓国人のパク・ジェファさんが先生を務めていました。
ボーヌでの留学中、そしてボルドーのシャトー・キルヴァンやシャンパーニュ地方、アルザス地方の小さなメゾンでの研修中に、2人は付き合い結婚しました。
2000年にはジュヴレ・シャンベルタンのマイクロ・ネゴシアンであるメゾン・ルー・デュモンを設立しました。

彼の目標は、有機農法で栽培されたブドウを使って、操作を最小限に抑えた、純粋で正直な、産地に合ったブルゴーニュを造ることです。
ルー・デュモンのワインの正式な資格ではありませんが、彼らのブルゴーニュ・ルージュのブドウの一部は、コート・シャロネーズにあるバイオダイナミック農法の畑から採れたものです。
また、使用するブドウの最低樹齢は30年と決められています(ただし、ジュヴレ・シャンベルタンのリュディ・ラ・プラティエールのブドウは樹齢75年)。
夫婦は、環境とブドウ栽培に敬意を払い、バランスのとれたアプローチをすることで、最高品質のジュースが生まれると信じている。
ラベルに書かれた3つの日本語の文字は「空、大地、人間」を表しており、3つの文字を合わせることでテロワールの概念を表現しています。

ルー・デュモンという名前は、彼らの名付け親である娘の名前ルー(彼女は彼らのワインと同様に魅力的で個性的だと彼は言う)と、フランス語の「山」を組み合わせたもので、夫婦がお互いの故郷で育った丘陵地帯にちなんでいる。

パンプオーバーやパンチダウンを制限するなど、最小限のアプローチでワインを造っています。
醸造は天然酵母で行い、亜硫酸塩の添加量は赤ワインで1Lあたり30g以下、白ワインでは1Lあたり50~60g以下と、醸造時には少量、瓶詰め時には少量を添加しています。
ワインは、ロワール地方のジュピーユの森で採れたオークで熟成されます。
ジュピーユの森は、目の詰まった樽で有名ですが、木の香りが強すぎてデリケートな風味を損なうことはありません。
ちなみに、ジュピーユの樽は、シャトー・ディケムで唯一使用されている樽です。

2012年、夫婦はブルゴーニュ地方に初めて土地を購入しました。
購入した土地は以下の通りです。
1haのブルゴーニュ・ルージュ、1haのジュヴレ・シャンベルタンAC、そして樹齢100年以上のブルゴーニュ・アリゴテです。
アリゴテの区画での作業を楽しみにしており、最初のワインは2014年にリリースされました。
ジュヴレ・シャンベルタンは、彼らがドメーヌとカーヴを設立した場所であり、Pièce de Resistance(抵抗の象徴)であり、小さな区画を所有することは、彼が「夢」と呼ぶところのものである。

このワインは

ルー・デュモンの仲田氏が、「スタジオジブリ」のプロデューサーであり書家としても活躍中の鈴木敏夫氏とコラボしたスペシャルボトル。

テイスティング

濃いルビー色。
赤い果実を想起させる香りはメルローとグルナッシュだろうか。
タンニンは程々で果実味を感じる。
暖かめの場所のワインかなと思っていたらラングドックだったのでまあまあ正解?
お値段の割にはしっかりと作ってあるように感じられた。

飲んだ日:2021-07-11
飲んだ場所:SWITCH
価格:2,530円
インポーター:ヌーヴェルセレクション

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