エクストラビターという名前が表すように、苦さを表すIBUは32とそれ程高くありませんが、物凄く苦い。

薬草というか植物の根というかそんな体に良さそうな感じの苦さ。

ビアデータ

ビール名:E2SB (Experimental Extra Special Bitter 01)
生産地:日本 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):32
モルト:
ホップ:
タイプ:エクストラスペシャルビター
価格:429円
インポーター:

ブリュワリー

清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。

今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。

このビールは

新作、E2SB (Experimental Extra Special Bitter 01)、発売です!
実は大好きな英国スタイル Extra Special Bitter。
醸造を開始する時点で、IPA と ESB のどちらを定番にするか悩んだのは、ここだけの話。
去年の EKG ESB、Harvest ESB も、特にビール好きの皆さん中心に、結構褒めてもらいました。
で、ぼくらなりの “ESB” を、もっと追求してみようということで、ちょっとずついろんな実験をしていくことに、第1弾は、メインのホップに、ぼくらははじめてつかうのですが、”イースト・ケント・ゴールディング” とならぶイギリスの代表的な品種 “ファグル”と、アメリカの新品種 “ザッパ”を組み合わせてみました。

6.0%、IBU32。

IBUは控えめですが、つかったホップの量は IPA にも負けないくらいたっぷり。
というわけで、スタイルから想像するよりも、かなりホッピーです。
モルトの豊かな味わいがありながらもクリーンな飲み口と、オレンジやマーマレードのような香りがバランスした、 “芳潤” な味わい。
これぞ?
どうぞよろしくお願いします。
アルコール度数 : 6.0%
ビアスタイル : ESB(エクストラ・スペシャル・ビター)
限定 3349本

テイスティング

ブラウン。
弾ける炭酸の様なホップの香り。
植物系の苦味を連想させる香り。
実際の味わいもやはり植物の根を齧る様な苦さ。
苦味は強い。

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