まだインポーターが付いていないスペインのワイン。

美しいピンク色ですが味わいはドライで香りも薄め。
ラベルが半透明の紙で、虫などの記号が書いてありますが自然派な味わいや香りはありません。

ワインデータ

ワイン名:Bodegaverde Garnacha Rose
生産地:Spain > Northern Region > Aragón > Cariñena
生産者:Cooperativa Vinícola San Valero (サン・ヴァレーロ)
品種:Garnacha (ガルナッチャ)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

1944年にカリニェーナ地方の60人のワイン生産者によって設立されたサン・ヴァレーロ・ワイン協同組合は、すでに500人以上の組合員を抱えており、最も要求の高い味覚に適した高品質のワインを作るための最高の技術を提供しています。
1932年に設立されたスペインで最も古い原産地呼称の1つでもある協同組合は、60年代にアラゴンでボトリングを導入した先駆者として、常に革新と品質改善に取り組んできました。
1983年には、ブドウの収穫をマネージメントすることで、収穫方法の一つとして品質管理情報を設定しました。
最先端の製造設備への投資に加え、最近では厳選されたブドウの収穫を導入し、樹齢30年以上のブドウ畑を選ぶことで、ワインの素晴らしさを更に追求しています。

2014年に設立されたサン・ヴァレーロは、アラゴンで最も有機栽培のブドウ畑を広げており、総面積は330haに及ぶ100%環境に配慮したブドウ畑を持っています。
世代から世代へと、土地への敬意と地元との絆を培ってきたワイン製造ファミリー。
目的はひとつ、光を静寂に変えること。
一つの哲学を持っていて、それは「宇宙に存在する全てのものは繋がっている」という事です。

このワインは

カエルのように考える。
ケロケロ(あなたは誰ですか?木は何も答えなかった)
ケロケロ(なぜこんなことを聞くのかわからない。ハイデガー(ドイツの哲学者)が言ったように、誰も樫の木が存在について疑問を持っていることを想像できないのだから…)
ケロケロ(この話は別の日にワインを飲みながらすることにしよう。より良いロゼを。ピンクやイチゴのような元気な色がいいですね。)

テイスティング

美しいストロベリーピンクの色合いは、見た目に非常に華やかで、グラスに注ぐと目を引きます。
香りは非常に豊かで、まず赤い果実のアロマが前面に出てきます。
特に熟したイチゴや赤リンゴの香りが際立ち、フレッシュで生き生きとした印象を与えます。
この香りは非常に魅力的で、鼻に届くと同時に果実のエネルギーが感じられます。
また、乳酸っぽい酸のニュアンスが加わり、全体としてドライでありながらも心地よい香りが広がります。
口に含むと最初に感じるのは赤い果実のジューシーさで、ストロベリーや赤リンゴのフレーバーが口いっぱいに広がります。
中盤では、熟したプラムのような深みとテクスチャーが加わり、味わいにさらなる次元をもたらします。
このワインはフルボディでありながらも、軽やかな酸味が全体を引き締めており、非常に飲みやすく仕上がっています。
また、後味は非常に爽やかで、さっぱりとした余韻が特徴です。
短いながらも印象的な余韻は、このワインのフレッシュさを際立たせ、次の一口を誘います。
全体として、非常にバランスが良く、飲み心地の良いワインとなっています。

飲んだ日:2021-04-23
飲んだ場所:スマイルダイニングswitch
価格:6ユーロ

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