例のパーカーさんが結構いい点数をつけていたりと美味しいワインには違いないのですが、結構な価格と日本ではあまり有名では無い為になかなかお目にかかれないワイン。
今回飲んだのは年代物でピークをはるかに超えてしまっていましたが、新しい年代の物も飲んでみたくなりました。
ワインデータ
ワイン名:Ch. Troplong Mondot
生産地:France > Bordeaux > Saint Émilion
生産者:Ch. Troplong Mondot (シャトー・トロロン・モンド)
品種:Merlot (メルロ), Cabernet Franc (カベルネ・フラン), Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
もともとは18世紀のド・セージュ・エステートの一部でしたが、モンドの頂上にあるブドウ園には、現在のシャトー・パヴィが含まれていました。
19世紀半ばまでに、モンド家は土地の大部分を取得し、1936年にアレクサンドル・ヴァレットの所有権を取得しました。
歴史的に広く知られていないワイナリーでしたが、近年成功を収めています。
これは、シャトーとミシェル・ロランとのコラボレーションにある程度起因すると考えられています。
ブドウ園の面積は33haで、ブドウの品種はメルロ90%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%、カベルネ・フラン5%です。
この区画の年間平均生産量は、グラン・ヴァンが10,000ケース、セカンド・ワイン「モンド」が800ケースです。
このワインは
きらめく果実によって和らげられた「テロワール」の力。
香り豊かさが上品な精度で高められています。
互いに反応する要素の完璧なバランス。
時間の経過とともに開かれるユニークな宇宙の啓示。
満足感。
テイスティング
私に比べたら若造も若造ですが、1970年のワインをいただきました。
土の香りが少々。
香り自体は非常に少なくなっています。
酸が突出し、果実感などは皆無で、ピークを大きく超えているように感じます。
熟成感を楽しむとしても物足りない。
もっとワイヴィンテージを楽しむべきで、これは年代を楽しむワイン。
飲んだ日:2014-06-20
飲んだ場所:エノテカ
価格:18,000円
インポーター:エノテカ