プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光が現在展覧中です。
2018年2月24日(土)~5月27日(日)までですのであと少しの期間。
16歳で逝ってしまった王子
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プラド美術館とは
アート・エキシビション・ジャパンのHPから引用させていただきました
世界屈指の美の殿堂として知られるプラド美術館は、16世紀以降のスペイン王家によって収集された、スペイン、イタリア、フランドル絵画を中心に、1819年に王立の美術館として開設されました。その特徴は、歴代スペイン王たちの美術への熱意と嗜好によって収集され、それぞれの国王の趣味が色濃く反映されたコレクションであるという点です。7,000点を超える絵画コレクションのなかには、宮廷画家であったベラスケスやゴヤの生涯を網羅する代表作群のほか、エル・グレコやムリーリョの宗教画、そしてラファエロ、ティツィアーノ、ボッス、ルーベンスなどイタリアやフランドル絵画の第一級のコレクションも含まれており、ハプスブルクとブルボンのスペイン両王朝の栄華を今に伝えます。設立後も寄贈や購入によりコレクションを拡充し、現在も、世界でもっとも重要かつ魅力的な美術館の一つに数えられています。
7,000点を越える絵画コレクションのなかには、宮廷画家であったベラスケスの生涯を網羅する代表作のほか、ティツィアーノ、ボッス、ルーベンスをはじめとするイタリアやフランドル絵画の第一級のコレクションも含まれており、ハプスブルクとブルボンのスペイン王朝の栄華を今に伝えます。設立後も寄贈や購入によりコレクションを拡充し、現在も、世界でもっとも重要かつ魅力的な美術館の一つに数えられています。
成程。
国立西洋美術館は上野公園入ってすぐの場所にあり、アクセスは非常に良い。
早い時間は全然人が居なくてかなり空いているのかと思いきや、チケット売り場では10人ほどが列をなしていました。
観覧料は大人1,600円です。
展覧会場
縦1m以上の大きめの絵が多く、美術の教科書で見たことがある絵もチラホラ。
その中でも衝撃的で、他の絵が頭に入らなくなってしまったのが聖ベルナルドゥスと聖母。
この神秘の授乳の場面は対抗宗教改革期のスペインで好まれ、多くの作例が残されました。画家カーノは彫刻家としても優れた腕前の持ち主で、聖像が起こす奇跡という主題に高い関心を寄せたに違いありません。実際には3滴乳を滴らせたという逸話を描いたものなのですが、母乳が遠投過ぎるのと、真顔でお口でナイスキャッチし過ぎているのがツボにハマってしまい、衝撃で動けませんでした。
お互いの阿吽の呼吸が無いとこれはできません。
周囲からは私が感動のあまり動けなくなり、身震い(笑わないように)している敬虔な男に見えたことでしょう。それ以降は色々とツボってしまい
泥酔した友人忍者の次の日の朝に似ているなあ。
とか思ってしまい集中できませんでしたが、中盤辺りから人物後の精密さに色々興味を惹かれ、感動もできました。
隣にいた歴女?いや、スペイン王家大好きな「スぺ女」2人組が、作品の王女や王子を「かっこいい」「優雅で素敵」ときゃいきゃい言っておりましたが
スぺ女曰く彼が一番カッコよかったらしい…私は今回の展覧会のポスターにもなっている《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》のカルロス君の方がいいかなー。
恒例のお土産では
カルロス君オリジナルラベルワインが。
中身はこれ…
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こんなのも
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静物画なども色々展示されていましたが、やはり宗教画が一番気合入っていて精密で構図などが面白かったです。