飲んだワイン 安心院葡萄酒工房/安心院 スパークリングワイン2023 7点
どう読んでも「あんしんいん」なのに「あじむ」と読むワイナリー。
地名から命名したそうですが、難読ですね。

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ワインデータ
ワイン名:ajimu Sparkling wine
生産地:Japan > Oita
生産者:安心院葡萄酒工房
品種:Chardonnay
スタイル:Sparkling Wine(White)

ワイナリー
光が変われば、味わいが変わり、土が異なれば、味わいが異なる。
ワインは原料のブドウを育む風土からの大きな贈り物です。
ここ安心院は霧深い盆地。
「安心院葡萄酒工房」はこの地特有の温度差の激しい気候を活かし良質のブドウを育て、芳醇なワインを醸すワイナリーです。
杜のワイナリーから、赤と白の芳醇をお届けします。
歴史的背景
大分県北部宇佐市は、瀬戸内気候の為、降雨量が非常に少ない地域で農業を行う上で、干ばつが問題視される地域でした。
1964年から宇佐平野への供給水源となる駅館川(やっかんがわ)を活用した農業水利事業と更に国営の農地開発事業【安心院(あじむ)町を含む中山間地】の593haに及ぶ広大な開発事業が開始されました。
安心院町の気候的な条件と中山間地で収益性の上がる作物としてぶどうが作付けされ西日本有数のぶどう生産地域としての産地形成が行われる事になります。
安心院町でぶどうの収穫が始まるのを受けて1971年に果実酒製造免許を取得して「アジムワイン」の生産を開始させました。
脈々とワインの生産は継続しながら、ぶどう産地でのワイン生産と多くのお客様へワインの楽しさをお伝えする為に2001年に安心院町内に安心院葡萄酒工房を設立させました。
外国産の原料も利用しながら生産していましたが、2006年に安心院町産のぶどうのみを利用したワイン生産にシフトさせ、更に2011年からは、自社畑の拡張を始めています。
ワイン専用品種を多種栽培し安心院町(温暖な地域)に適したぶどう品種の選定を含めた品質向上を目指して取り組んでいます。
※安心院町(あじむまち):安心院盆地は湖から陸化した湖底平野で盆地湖が干潟になり葦(あし)が群生していたために、「葦生(あじぶ)」と呼ばれ、また、宇佐神宮の倉院がおかれたこともあり安心院(あじむ)となったとの説有(安心院観光協会資料より)

このワインは
品種:シャルドネ
アルコール分:11.4%
果汁糖度:(平均)16.3
製造工程:ビン内2次発酵
発酵期間:一次発酵期間 約1ヶ月、二次発酵期間 約2ヶ月
熟成期間:ビン熟成 約1年
デゴルジュマン:2025年3月~順次 (ドサージュ4.0g/l)
ブドウ収穫:2023/8/11~2023/8/31
充填日:2025年3月~順次 (ドサージュ4.0g/l)
気候:冬の気温は平年並みで春先の気温は暖かく順調に芽吹きを迎えた。梅雨入りは5月29日頃で7月25日に梅雨明けとなり比較的長い梅雨であった。また、7月は線状降水帯の影響で例年より非常に雨量が多い状況となった。しかし、レインカット、排水などの雨対策はしっかりと行っており問題無くブドウの生育期は進んだ。8月上旬に台風の影響がややみられたが、それ以降は雨量が少なく、日照時間も長かった事から健全で良質なブドウが収穫されている。
テイスティング
緑を帯びた明るいレモンイエロー。
グレープフルーツやレモン、ライムなどの柑橘類を思わせる、清々しく爽快な香りが中心。
白い花の繊細なフローラルなニュアンスに、青リンゴや洋梨を連想させる瑞々しい果実香が重なります。
シャルドネ100%ならではの素直で上品な果実の表情があり、香り全体から軽快なフレッシュさと透明感が伝わってきます。
口に含むと、きめ細かくクリーミーな泡が柔らかく広がり、柑橘系の果実味と程よく心地よい酸が一体となって、非常に爽やかな味わいを形づくります。
安心院盆地の粘土層がもたらすミネラル感が味わいに奥行きを与え、果実の瑞々しさを支えながら、すっきりとした余韻へと導きます。
酸味はシャープすぎず、泡との調和もよく、全体として非常にバランスの取れた仕上がり。
尖った要素がなく、口当たりはなめらかで親しみやすく、シャルドネ100%の魅力を素直に楽しめる完成度の高さがあります。
飲んだ日:2026-08-26
飲んだ場所:ピザバーナポリ
価格:3,851円(税込み)