飲んだワイン 小布施ワイナリー/オーディネール メルロー2023 7点

最終更新日

久しぶりの小布施ワイナリー。

もう少し瓶内熟成した方が自然派感と硬さが抜けて美味しく飲めそう。

 

ワインデータ

ワイン名:Sogga Père et Fils Ordinaire Merlot
生産地:Japan > Nagano
生産者:小布施ワイナリー
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Merlot (メルロ), Zweigeltrebe (ツヴァイゲルトレーべ)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

小布施ワイナリーは、1942年(昭和17年)に創始者の曽我市之丞によって、ワイン製造免許での製造を行ったことに始まる。
当時は林檎酒(シードル)がメインであった。

四代目の曽我彰彦は、明治大学農学部卒業後、国立「山梨大学大学院 総合研究部附属 ワイン科学研究センター」でワインを学び、新潟県の「欧州ぶどう栽培研究所 カーブドッチ ワイナリー(CAVE D’OCCI)」に学んだ。
1988年(昭和63年)に趣味としてブランデー製造を始め、1995年(平成7年)には欧州系ワイン葡萄(カベルネ、メルロなど)の畑の拡大を開始した。

曽我彰彦は、フランスのブルゴーニュ地方で2年間修行した、1997年(平成9年)にヴォーヌロマネ村クロフランタンの蔵と畑で、1998年(平成10年)にはシャブリ村のロンデパキの蔵と畑で修行し、栽培と醸造を勉強した。帰国後は、小布施ワイナリーの栽培・醸造の責任者となった。

小布施ワイナリーの特徴は、地元産ワイン専用葡萄に拘っていること、赤ワインは基本的にはタンク貯蔵は行わないないことである。
発酵が終わるとそのまま樽貯蔵に進み、その後瓶詰を行っている。
もう一つの特徴は、自然派の生産者であること。有機栽培、無化学農薬栽培、無濾過、無清澄、澱引き1回などを実行し、また亜硫酸添加を最小限にとどめることである。

北海道余市町登地区でワインを造っている「ドメーヌ・タカヒコ」は、曽我彰彦の弟、曽我貴彦が2010年(平成22年)に設立したワイナリーである。
曽我貴彦は大学で醸造学を学んだ後、栃木県足利市の「ココ・ファーム・ワイナリー」の農場長を10年間務めた。
その後、余市町で4.6ヘクタールの農地を購入し、ドメーヌ・タカヒコを設立した。
同社は、日本ワイナリーアワード(Japan Winery Award)主催の「第1回 日本ワイナリーアワード 2018年」に於いて五つ星獲得を達成した、小布施ワイナリーとの兄弟での受賞であった。

このワインは

ドメーヌカクトウ(カクトウ農園)は佐藤明夫(子)氏の助言のもと故佐藤宗一(父)氏の愛弟子達が栽培管理するワインです。
またその畑のオーナーである大久保氏は良いワインのために惜しみない投資を続けています。
これらの畑は小布施ワイナリー自社農場(Domaine Sogge)と隣接し徹気候や土壌の物性もほぼ同じ。
栽培も小布施ワイナリーと同じヨーロッパ式の垣根仕立です。
私達は佐藤父子とともに旧上高井(小布施、高山、須坂)でワイン荷萄栽培を推進してきました。

2022年産荷萄の出来とワインの仕上がりに満足できずオーディネールメルロは発売せず(屈辱の)格下げ、値下げして「ちゃぶ台メルロ」として販売しました。
2023年度は近年稀な素晴らしいメルロが収穫できました。ワインも満足の仕上がり。
2年ぶりに御客様にお届けできる喜びを感じています。

フレンチオーク樽熟成
冷却安定化処理を行っておりませんので瓶底に酒石酸が存在しますが酒質に影響ありません。
「Sogga pére et fils」は我々の仲間の2農家、Domaile Cacteau, Domaine Aquiouのワイン専用のみを使いワインを造ります(一部ワインに自社農場制間も使います)
相変わらず自意識過剰かつ押し付けがましく言い訳がましい文言、同義反復など不適切な文法ご容赦ください。

テイスティング

やや濁りを帯びた、透明感のある鮮やかなダークチェリーの色調。
赤系ベリーを中心に、梅や黒スグリ、チェリーを思わせる果実香。
独特のミネラル感に加え、ほのかにバニラを感じさせる樽香が重なり、キリッとした若々しさと奥行きを与えている。
口当たりはじんわりとした充実感があり、柔らかな赤系果実の風味が素直に広がる。
酸味は適度で、果実味を心地よく支えながら、軽快で親しみやすい味わいへと導く。
穏やかなタンニンに加えて、特徴的な苦味がしっかりと感じられ、それが果実味の中に溶け込むことで味わいにほどよいアクセントを与えている。
後半には樽由来のスパイス感も加わり、軽やかなボディながら味わいにはしっかりとした芯がある。
全体としてやさしく柔らかな飲み口で、和食とも合わせやすそうな自然体のスタイル。

飲んだ日:2026-09-11
飲んだ場所:オアシス
価格:2,300円

wineninja

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