飲んだワイン フォーチュン 1621/カベルネ・ソーヴィニヨン2015 7点

最終更新日

初めて飲んだワイナリー。

イギリスからアメリカ大陸に向かったメイフラワー号の次の便「フォーチュン号」にちなんでつけられたワイナリー名。

 

ワインデータ

ワイン名:Cabernet Sauvignon
生産地:USA > California > Napa
生産者:Fortune 1621 (フォーチュン 1621)
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Merlot (メルロ), Petit Verdot (プティ・ヴェルド)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

フォーチュン1621ワインは、私たちの祖先であるエドゥアール・ボンパスと、1621年に新大陸に到着した冒険にちなんで名付けられました。
エドゥアールは、1621年にフォーチュン号から下船した35人の乗客のひとりでした。
フォーチュン号は、メイフラワー号に続いてプリマスに到着した2番目の船です。
私たちは、フォーチュン1621ワインを通じて家族の歴史と誇りを称えています。

フォーチュン1621の目標は、すべての人にとって親しみやすい上質なワインを造ることです。
ワインは、家族や友人と共に楽しみ、分かち合うものであると私たちは信じています。
そしてフォーチュン1621のワインは、その思いを確かに伝えてくれます。
ナパ・バレーの豊かな恵みを表現しながら、複雑さと親しみやすさのバランスを追求しています。
ワイン愛好家はもちろん、ワインの世界をこれから知ろうとする方にも、きっとお気に入りの一本が見つかるはずです。

次の集まりには、ぜひフォーチュン1621のボトルを開けてみてください。

このワインは

2015年ヴィンテージ
品種構成:カベルネ・ソーヴィニヨン 83%、メルロー 13%、プティ・ヴェルド 4%
原産地:ナパ・バレー
醸造方法:ステンレスタンクで発酵
熟成:18ヶ月間樽熟成
・フレンチオーク 85%(うち15%は新樽)
・アメリカンオーク 15%(すべて新樽)
ワインメーカー:ブライアン・モックス
生産量:1164ケース
このワインは、歴史と物語に彩られた一本として、家族や友人との語らいの場にぴったりです。

テイスティング

深みのあるダークレッドで、力強さと気品を感じさせる佇まい。
光にかざすと、わずかに紫がかったトーンも見え隠れし、グラスの中に広がるその色彩は、まるで熟した果実の豊かさを視覚で表現しているかのようです。
まずふわりと立ち上るのは、ブラックチェリーやブルーベリーといった黒系果実の芳醇なアロマ。
その果実香に重なるように、エレガントなバニラやチェリーオークのニュアンスが広がり、さらに奥にはチョコレートや土、タバコといった複雑で奥深い香りが感じられます。
スモーキーなタバコやほのかに香るレザーのニュアンスがアクセントとなり、全体に豊かな広がりと品格をもたらしています。
そして口に含むと、第一印象はまろやかな甘やかさとともに広がる、ナパ産らしい果実の豊かさ。
ブラックベリーやブラックチェリーのような深みのあるフルーツ感に、オーク樽由来の温かみのあるバニラ、微かな黒胡椒のスパイス感が絶妙に寄り添い、全体に構造的な奥行きを生み出しています。
酸は非常にバランスよく、全体を引き締めつつ、長く心地よい余韻を導きます。
タンニンは細やかでしっかりと存在し、口当たりに上質な骨格を与えながらも、やさしく溶け込んでいきます。
飲み進めるたびにタバコのスモーキーさやカカオのような苦みが感じられ、味わいに深みと落ち着いた風格を添えています。

飲んだ日:2025-02-12
飲んだ場所:ピザバーナポリ
価格:4,900円(公式HPで29ドル)
インポーター:中川ワイン

wineninja

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