飲んだワイン サッポロワイン/グランポレール 長野 シャルドネ2014 7点

最終更新日

グランポレール勝沼ワイナリー(山梨県甲州市)を2025年5月までに閉鎖するという衝撃のニュースがあったサッポロビールが経営するサッポロワイン。

香も味わいも控え目なので、出汁料理と合わせるのが良いかもしれません。

 

ワインデータ

ワイン名:Grande Polaire 長野シャルドネ
生産地:Japan > Nagano
生産者:サッポロビール株式会社 (サッポロワイン)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
スタイル:White Wine

ワイナリー

サッポロビールの創立100周年記念事業として1976年に勝沼ワイナリーを設立しました。
1984年には岡山ワイナリーを設立し、現在は国内二つのワイナリーでワインづくりを行っています。
その後、世界に誇る日本のプレミアムワインをつくりたい、と2003年にサッポロを代表するフラッグシップワインとしてグランポレールを発売。
グランポレールがめざしたのは、風土の個性が豊かに輝く、日本でしかつくれないワインでした。
北海道、長野、山梨、岡山。自然に恵まれた4つの産地で、大地に生き、風土を知りぬく栽培家たちが良質なぶどうを育てること。
優れた醸造家の手によって、ぶどうの才能を花開かせること。
その情熱とこだわりから生まれる品質は、国内外のワインコンクールで輝かしい成績をおさめています。

このワインは

長野県は降水量が少なく、日照が豊かで、寒暖差が大きいというワイン用ぶどうの栽培に適した要件が3拍子揃っていて、良質な酸を維持したぶどうを得ることができました。
ヨーロッパの産地に似た恵まれた気候風土は、まさにフランス系品種の最適地。
一部木樽熟成を加えることでワインに複雑味と厚みを出しています。

テイスティング

美しく輝くレモンイエローが目を引きます。
淡い黄金色のニュアンスも感じられ、透明感のある繊細な外観が印象的です。
香りは穏やかでありながら、丁寧に感じ取ると繊細な要素が次々に広がります。
柑橘類やリンゴの爽やかなフルーツの香りが心地よく、アカシアの花のような優雅なフローラルノートが寄り添います。
さらに、ハーブの爽快なアクセントと、ほのかに乳酸発酵由来のクリーミーなニュアンスが複雑さを加えています。
口に含むと、きめ細やかな酸が心地よく広がり、柔らかな果実味と見事に調和しています。
柑橘系のフレッシュな風味が印象的で、程よいコクと奥行きを感じさせる味わいです。
ミネラル感は穏やかで、まろやかな舌触りが上品さを引き立てます。
ほのかな苦みがアクセントとなり、味わいに奥行きを加えています。
余韻は程よく長く、繊細な果実味と心地よいスパイスのニュアンスがじんわりと続きます。

色々と控えめすぎる感じです。

飲んだ日:2024-11-01
飲んだ場所:オアシス
価格:2,000円

wineninja

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする