阪急電鉄のホームのベンチにはいつも小西酒造の日本酒「白雪」の広告が貼ってあったのを思い出します。

正統派のバナナ香がするホワイト・エール。
たまには直球のビールも嬉しい。

ビアデータ

ビール名:ITAMI BEER JAPAN ALE WHITE
生産地:日本 兵庫県伊丹市東有岡2丁目13
生産者:KONISHI BREWING Co.
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:ホワイト・エール
価格:528円
インポーター:

ブルワリー

1550年創業。
清酒「白雪」(雪の「ヨ」の真ん中の線は突き抜ける)の醸造元であり、現在では、清酒の製造のみならず、ビールの醸造、輸入酒の販売もおこなっている。
文禄-元禄期(1661年-1704年)ごろの伊丹は上方酒造業の中心で多くの酒造業者があり、小西酒造もそのころを起源とすると考えられている。
酒造メーカーの中では有数の歴史を持つ企業としても知られる。
初代は薬屋新右衛門。
「新右衛門」の名は現代まで続く名跡となっており、2020年には創業470年の節目を機に、当代の社長が15代小西新右衛門を襲名した。

小西酒造は、いち早くベルギービールを日本に輸入しはじめた企業である。
兵庫県伊丹市とベルギー・ハッセルトが姉妹都市になったことを契機に第15代社長の小西新太郎が輸入を開始した。
1988年(昭和63年)11月のヒューガルデン・ホワイトを皮切りに様々な醸造所と取引を行う。
ベルギーを代表する伝統的醸造所であるカンティヨン醸造所は、ヨーロッパ圏外に輸出する際の最初の取引先として小西酒造を選択している。

代表取締役社長である小西新太郎は、その功績から1999年(平成11年)9月11日に日本人として初めてベルギービールの騎士(La Chevalerie du Fourquet des Brasseurs)に認証された。

2007年(平成19年)の時点では、小西酒造は日本でのベルギービール輸入のシェアのうち約60%占めていた。
しかし、2008年(平成20年)9月4日から、その過半数を占めていた主力商品ヒューガルデン・ホワイトをはじめ6銘柄の日本国内での販売権がアサヒビールに移ることになる。
そのため、小西酒造はヒューガルデン・ホワイトの代替となる商品の獲得を急務としていた。

2008年(平成20年)8月27日、小西酒造は、デュベル・モルトガット醸造所の新製品「ヴェデット・エクストラ・ホワイト」の日本での販売を発表した。

このビールは

470年にわたって日本酒「白雪」を造り続ける酒蔵が造るホワイト・ビールです。
日本酒の発酵技術とベルギービールの発酵技術の融合により、 日本人に親しみやすい味わいに仕上げました。
また 弊社独自のボトル熟成方式を行うことで、オレンジピール、コリアンダーの香りを引き出しながら原材料由来だけではない発酵による香りを生み出しました。
香りと味わいのバランスがきれいなホワイト・ビールです。

テイスティング

濁り薄黄金色。
スパイス、花の香り。
ゆっくりバナナ香も。
ドライ。
奥の奥に一瞬甘みを感じるが、これは濃厚なバナナの香りからきている錯覚かも。

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